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読み聞かせした本(33)『おもちのきもち』2024年1月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本『おもちのきもち』 かがくいひろし 講談社

選んだ理由

・お正月やおせち料理にちなんだ本を読みたかったから。
・『だるまさん』シリーズで子どもたちになじみがある絵だから。

子どもの反応

・表紙を見せると、『お も ち の き も ち』と一文字ずつ読んで、「おもちの気持ちか〜」と納得していた。
・表紙の鏡もちの下の紙に『た』と書いてあるのに気づき、なんでやろう?と不思議がっていた。読んだらわかるかもよ~、と読み始めた。
・お正月におもちを食べたかと聞くと、たくさんの手が挙がった。
・おじいちゃんやおばあちゃんと餅つきをした、という子もいた。
・『きが つくと わたくし なんども あたまを たたかれて おりました』のところで、お餅やからなあと静かにツッコんでいた。
・ペッタン、プッチンといった音が楽しいようでニコニコ聞いていた。
・『ちょっと あじみを して みましょう』のところで「え〜!?」と驚いていた。

気づき

・終わりまで読んで表紙に戻ると、『た』は『たごさくさん』の『た』じゃない?という意見が出て、それに落ち着いた。
・少し長いお話も集中して聞けるようになっている。「えっ!もう終わり?」とお話を短く感じたようだった。

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