読み聞かせした本(16)『すいどう』2023年8月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本
『すいどう』 百木一朗 さく
選んだ理由
・蛇口をひねれば水は出るけれど、どうやって各家庭まで水が届けられているか知ってほしいと思ったから。
・夏休みの自由研究や調べ学習のヒントになるかもしれないと思ったから。
子どもの反応
・水道メーターの存在を知っている子がいた。「うちにもある!」と驚いていた。
・上下水道が張り巡らされているページで「すごいなあ」とつぶやいてた。
読み聞かせた感想
・身近なテーマだったからか、興味を持って聞いていた。
・初めの工事の場面も、「そういうことか」と納得している感じで聞いていた。
・絵がシンプルでわかりやすい。地中の配管の様子や、家の中の配管の様子が、すっと頭に入ってくる。
・上下水道が色分けされていて、どこからどう流れていくのかがわかりやすい。
・伝えたいところは細かく、それ以外は簡略化して伝えることができるのが絵の強みだと思った。写真だとこうはいかないと思う。
気づき
・図書の時間に読み聞かせをしたが、理科や社会、総合的な学習の時間に導入としても使える本だと思った。
・社会などで勉強する前に、楽しみながら知識を得られるのも絵本のいいところだと思う。
・『自由研究・工作』という特集コーナーを作ったが、『自由研究・調べ学習のヒント』『テーマを見つけるために』みたいなコーナを作るのも面白いかも。
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