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LINE片づけ(10)キッチンの片づけ (備蓄編)

LINE片づけを始めて、10日ぐらいでキッチンの片づけに入りました。服も減らしきらず、ハンガーラックも残したままでしたが、LINE片づけを一通り体験したかったため、次へと進みました。

服の片づけはこちら。

当時は、次に進んでもいいのかなあと迷っていましたが、季節が進み、迷っていた服の中にも手放してもいいかと思える服が見えてきました。「似た服を探して、来年も着たい!」という服も見えてきました。10月に入り、急に秋らしくなってきました。夏服をもう一度見直して、秋冬に着たい服を厳選しようと思います。

持っている備蓄の量の見直し

我が家は3LDKのマンションです。パントリーと呼ばれるような食品庫はありません。キッチンや靴箱やリビングの収納部分などに備蓄を分散して入れています。まずはそれらの写真を撮って、見直していきました。

災害に備えようと思ったきっかけ

学生の頃に大阪の実家で阪神淡路大震災を体験しているのですが、被害がなかったため、自分事としてはとらえられていませんでした。そんな私が、防災について本気で考えないといけないなと思ったのは、2年ぐらい前に、和歌山県での断水のニュースを見たときです。水道管が破裂して水がザバザバと流れる映像はとても衝撃的でした。

もし同じようなことが自分の住んでいる地域で起きたら、どうしようと怖くなりました。その時は、中学校の教員だったので、水を求めて平日に買いに走ったり、給水所に並んだりするなんて無理〜。そもそも、仕事休める?生徒は学校に来るの?来れる先生で対応するの?まあ、そんなことは起こらないかなあ?そのときはそのときでなんとかするしかない?とぐるぐる考えて、思考停止状態でした。忙しさにかまけて「なんとかなるやろう」と深く考えないようにしていましたが、頭のどこかでこれでいいのか?大丈夫なのか?という思いもずっとありました。

漠然とした不安から、サバ缶ってテレビで使えるって聞いたことある、アルファ米って便利そう、パンもあったらいいかも、と深く考えずに、ネットのレビューを見て良さげなものをポチポチと注文しました。買ったことに満足して、とりあえず靴箱やキッチン、リビングの収納の空いているところに、パズルのように入れているといった状態でした。

4日分のメニュー

停電や断水などで自宅避難を想定するなら、1〜3日目は冷蔵庫のものを先に食べることになります。それらを使い切ったとして、3〜7日目の4日間を過ごせる常温の備蓄があるかどうかを表に書いていきました。

ノートに表にして書いてみた結果、十分に足りるということがわかりました。アルファ米、缶詰のパン、缶詰の焼き鳥、缶詰のおでん、缶詰のカレー、缶詰のサバ、レトルトのスープ、レトルトのカレー、フリーズドライの味噌汁、フリーズドライの雑炊、結構な量がありました。

メニューが重ならないように、朝はパン、昼は麺、夜はご飯、というように主食を変えて書いていきましたが、それでも表に書ききれないぐらいの備蓄がありました。

気づき

落ち着いてよくよく考えてみたら、自宅避難ならお米と水とカセットコンロがあれば、お米は炊けます。コンロについていた炊飯機能を使って鍋でご飯も炊けたので、同じ鍋を使ってカセットコンロでも炊けます。家族が好んで食べるもの、作るのがどうしても億劫なときに日常でも食べるもの、を買っておけば、備蓄用としてわざわざ買っておかなくても大丈夫そうです。

服と同じで、たくさん服を持っているのに着る服がないと悩むのに似ている気がしました。食べ物もたくさんあるのに、なぜか「今はそれを食べたい気分じゃない。」と、新たなものを買おうとしてしまう。今あるのものを家族で試してみて、好みにあうかどうかも確かめて、必要と思うなら収納できる量を購入すればいいと思えました。

「高かったからもったいない」「いざというときにないと困るから」という理由で全く食べていない(味見をしていない)ものもありました。これも、服などと同じ感覚です。ちょっとしたパーティー(そんなのあるのか?)のときに着てみて、似合わなくて愕然とするように、災害時に初めて食べて自分好みの味でなかったら悲しいですよね。しかも、このままにしておくと、気がついたら消費期限が切れている…ということもありそうです。
本当にもったいないのは、いざというときにおいしく食べられないことだとわかりました。こういったことはライン片付けの中で、薫さんやスタッフさんとのやりとりで初めて気づけました。

夏休みや土日のお昼に何食べる?と考えることが多かったので、月に1度は家族で備蓄を食べる日を作ろうと思います。9月は防災関連のニュースも多く、次男も学校で防災について考える授業があったとかで、意識もちょっと高まっていました。夕飯のご飯を白米のアルファ米にして子どもと食べてみました。(おかず等はいつも通り)「大丈夫、食べられる。」とのことだったので、10月は炊き込みご飯系を試しに食べてみます。

まとめ

voicyでミニマリストあやじまさんとmisaさんの対談を聞いたもの、防災を考えるきっかけになりました。この放送でmisaさんのことも知りました。

『#457 【ミニマリストの防災】どこまで備える?misaさん対談』

 LINE片づけのスタッフのこゆきさんのインスタで、防災リュックを作るというのが紹介されていました。我が家もこれをやってみようと思います。手放そうと思っていたカバンの有効活用ができそうです。

LINE片づけをやっていると、思わぬところで思わぬものがつながっていくのがおもしろいです。LINE片づけは2ヶ月で卒業しましたが、こうしてnoteに書きながら見直しを続けています。

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