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ボトリングティーブランド「NOT TEA」はじまりの背景

NOT TEAブランドオーナーの荻窪です。

日本茶ボトリングティーブランド「NOT TEA」をリリースして約4ヶ月。
(日本茶の日:10月31日にリリースしました🌱)

ご指名でお問合せをいただく機会も徐々に増えありがたいと思いつつ、
相変わらず日々模索しながら奮闘している毎日。

この数ヶ月の間に
飲食店様、商社様、EC事業者様などなど
さまざまな業態にアタックしては
ご試飲いただいたり、プレゼンしたりを繰り返してきました。
(まだまだ続けていきます笑)


その打ち合わせの場で、必ず言われるのが

「なんでお茶ビジネスを始めようと思ったの?」

という言葉。


その言葉の裏側には、
WEBマーケティング事業がメインで

「お茶は趣味の一環なんでしょ?」

的な意味合いがあるように感じており

わたしはその都度、真っ向から全否定して、
お茶への熱意を伝えているのですが笑


結論からお伝えすると
我々、株式会社Foundotは、

ラグジュアリーティーブランド
「NOT TEA」に全振りし、
本気でお茶と向き合っております。


そのためWEB事業をシュリンクし、
目下売上大減少中(すぐ建て直します✊)ではあるのですが、
毎日ワクワクしながらお茶の未来について考えています。


株式会社Foundotの成り立ち


2020年3月。
4人のメンバーで創業した株式会社Foundot。

マクアケの記事にも書きましたが、
そもそもは日本茶専門カフェを立ち上げるべく、創業しました。

ところが、20年3月といえば
コロナウイルス第一波の時期。

世の中的にとても
カフェを開けるような雰囲気ではなく、、

赤坂に仮契約した店舗で、
内装の計画も進めていましたが、
一旦白紙に戻すことに。


とはいえ、勢い余って
会社を辞めてしまった後でどうすることもできず笑

メンバーはそれぞれ、フリーランスをしたり、
転職したりして修行をしながら
お茶ビジネスの新しい形を模索していました。

その時、
目の前の会社存続のためにはじめたのがWEB事業。

そう、WEB事業は
生きるために始めた事業なのです。
(こんなこと言うと既存クライアント様に怒られそうですが、、)

ホームページの制作、WEB広告の運用、SNSの運用などWEB領域のあらゆることを雑食的にやりました。

幸い、創業メンバーはコンサル出身、会計のプロ、エンジニア、半導体メーカー出身とカフェをやるには異色メンツが集まっていて、わりとどんなことにも対応できるミニマムチームが揃っていました。


NOT TEAのはじまり

会社としては、
WEB事業を展開しつつコロナ渦でメンバーとも会いづらくなる世界で(一番きついのが、深夜営業のカフェが減ったこと)お茶のビジネス展開についても議論していました。

20年後半は、ECやD2Cブランドが数々起り、発展していく様はみなさん目の当たりにしたことかと思います。

当然我々もECを主軸においたプロダクトを考え、日本茶に関する様々なモデルを検討しました。

「絵本のように学びながら飲めるお茶」とか
「その時の気分にあった五感で愉しむお茶」など

覚えてる範囲でも、コンセプト、ビジネスモデルともに数十個の案を出し、真剣に議論していました。

でも、どれもいまいちしっくりこず、かつ、どうしてもD2Cブランドという概念の根っこが理解できず悶々とした日が続きます。


これはやるべき
これはやらないべき とか

これは売れる
これは売れない とか、

マーケットにフィットさせるのではなく
もっと根本的な、
我々が日本茶を飲んだ時に感動したような、
そんな価値を示せるプロダクトをつくれないか。

つまり、マーケットインじゃなく、
プロダクトアウト型に考えを変えてみようと。

だとしたら、今まで飲んだことのないような最高のお茶をつくりたいな。

そんな会話からボトリングティーという形にいきつき、NOT TEAの骨格がつくられていきました。

茶葉の選定やキャップひとつとっても数千字で語れるほど、すべてにこだわり、試行錯誤したのですがNOT TEAブランドのこだわりは、また別の記事で。


さいごに。


我々は「お茶」に直接的な縁のあるメンバーはいません。
実家が茶農家でもなければ、茶商でもない。
でもお茶が好き。本気で取り組む理由はそれで十分だと思う。

ビジネス面では「なぜお茶?」の次に
「競合との差別化や優位性は?」と聞かれますが、まあ色々とロジカルに答えます。

でも、腹の中では「お茶に対する熱意」これだけでいいだろ、と。

苦しくてもやめないし、成功するまで続ける。

理想は、志を同じくする競合他社とも一緒に大きくなり、世界に対して日本茶市場を広げていきたいですが、大手の参入や排他的な輩が出てきても大丈夫。

我々は少数精鋭で束になり、それを超えていきます。
(前提、日本茶業会は暖かい人で溢れています)

てなわけで、この記事で伝えたいことを最後にもう一度。


我々NOT TEAは、今後もお茶に人生を捧げ、日本茶の未来のために奮闘して参ります。


さあ、
応援のほどよろしくお願いいたします!!!


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