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影響力は「信頼」と「関係性」からできている


 この記事は、SNSマーケティングを行っている僕がメンタリストDaiGoさんの書いた『超影響力』を読んで、今後非常に役に立つなと思った部分について、僕なりの意見を入れながら記事にしています。

こんな人におすすめの記事です
・SNSのフォロワーが増えなくて悩んでいる人
・職場で影響力がなく自分の意見を聞いてもらえない人
・いつも人の意見に流されて行動してしまっている人

 上記に当てはまった方でも、当てはまらなくても役に立つ内容になっています。では御覧ください。

影響力のある人は「信用」と「関係性」を駆使している

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「信用」と「関係性」とは?
世界一の投資家ウォーレン・バフェットの例
 株式投資で、世界一の投資家ウォーレン・バフェットにこの銘柄を買った方が良いといったとしましょう。あなたは、その銘柄が、どんな銘柄であれその銘柄が現在下がり傾向でも「これから反転してもっと上がるのだろう」とおもってしまいますよね。

(僕の例)
 同じく株式投資で、僕がこの銘柄を買った方が良いといったとしましょう。あなたは、その銘柄が現在下がり傾向である時「こいつは絶対自分に損させようとしている」なんて思いませんか??

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これが信用の違いです 



一緒に残業してくれる先輩
 あなたが、仕事のことで悩んでおり誰にも言い出せない状況の時に、いつも一緒に残業してくれたり、仕事を手伝ってくれる先輩に「何か悩んでいることがあったら、なんでも相談してくれよ!」なんて言われたらもうウルウル(泣)ですよね

他部署の先輩
 同じくあなたが、仕事のことで悩んでおり誰にも言い出せない状況の時に、他部署の先輩から「何か悩んでいることがあったら、なんでも相談してくれよ!」と言われたら、「この先輩優しいな」「少しおせっかいだな」ぐらいにしか思わないでしょう。

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これが「関係性」の違いです

・人は、同じ内容のでも信用した相手に耳を傾けます。

・人は、同じ内容でも「自分と関係がある」と
 思った人にしか興味を持ちません。

 もし、人に影響力を持ちたければ、「信用」「関係性」を築く必要があります。しかし、こうした信頼関係を築くまでには多くの場合時間がかかります。

「影響力」の正体が=「時間」だと、納得したくないですよね

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 しかし、考えてみると僕たちは多くの人から影響を受けています。ときには、初めてあった人のアドバイスに納得したり、ときにはたまたま読んだ本の偉人の名言に心動かされ、ときには偶然目にしたYouTubeで話すメンタリストの言葉に影響を受けているはずです。

 影響力のある人は、聞き手にとって「信用できる話し手となる方法」を知っていて、聞き手に「この話は自分に関係のあると思わせる術」を持っています。


DaiGoさんはナゼ!?信頼関係が築けるのか

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 メンタリストDaiGoさんは、YouTubeで聞き手にとって役立つ情報であることを意識して発信を行ってるそうです。また、役立つ情報の中にも、以下の3つのことを意識しているようです。

①私自身を含め、視聴した人の人生を好転させるために使える情報

②取り巻く人間関係を改善したり、友人の悩みに答えられるようになったり、視聴した人が周りの人に使える情報

③コミュニケーションが円滑になる、日頃の会話ネタになるような情報

 役立つ内容であることは信用を生みます、人生を良くする情報は多くの人に動画への関係性を感じさせます。また、先に知って良さを見抜いた情報を誰かに教え、相手が喜び「あーそれ使えるね」「いいね」となることで、承認欲求が満たされるからです。

 つまり、そのノウハウを身につけることで、持って生まれたカリスマ性や長時間かけて培った人間関係がなくても、聞き手に影響力を発揮することができるのです。


信用を得るための3つのステップ

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①「シュムージング」で打ち解ける
 簡単に言うと、「本題を切り出す前に自分のことをネタにして雑談を挟む」だけです。「シュムージング」に効果的な5つの方法を紹介します。

・お金や健康に関する心配事
・人生で幸福感を感じること、楽しいこと
・自分の弱点やマイナス面
・自分の趣味や興味
・恥ずかしかった体験や罪悪感を覚えた体験

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②「ストレングス」で相手に自信を持たせる
 「人は自分の行動を後押ししてくれる人を信用する」言われてみれば納得ですよね、これは聞き手に自信を与え、行動を起こしやすくさせるテクニックです。
 人を動かす秘訣は、命令口調での指示や脅しではありません。人は誰かに認められ、求めれられていると感じたときに、行動に起こします。
 大切なのは、聞き手の自己重要感を満たすよう働きかけること。そうすることで、失われていた自信が回復し、モチベーションが高まり、行動力も増していくのです。

・過去と現在を比較させて、価値があると気づかせる
 聞き手が自分では、気づけないままでいる成長と変化を指摘することにより、「信用」が築かれます。

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③類似と共通点の協調(会話の冒頭)
 影響力のある人は、あからさまに人の上に立とうとしません。身近な存在、気軽に話しかける仲間という立ち位置から、周囲に影響を与えていきます。

些細な盛り上がる共通点
・出身地
・誕生日が近い
・血液型
・名前の一部が一緒
・出身校が一緒

 よーく冷静になって考えてみると、意外とどうでもいいことなんですがなんか盛り上がってしまいます。
 類似性によって生まれる好意は私たちが思っている以上に大きいからです。実際に、人は共通点があるだけで相手の話に耳を傾け、受け入れる確率が2倍近く向上することが分かっています。

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人は、頼み事をしてきた相手のことを好きになる
「自分が親切な行動を取るのは、相手のことを好きだから」と認識するからです。心理学用語で「認知的不協和」ですね。
気を引きたい異性がいたら使ってみては???
もちろん最初は、簡単な頼みごとからですよ。

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相手の心をつかむ最強コンボ
(アドバイス・シーキング)

「類似と共通点の強調」で相手の距離を縮めたら、「今、○○について困っているのですが、アドバイスいただけないですか?」 

上の(アドバイス・シーキング)のテクニックを使って商品の成約率が8%→42%に上昇したというデータもあるほどです。



聞き手に「関係性」を感じさせるトリック

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 人の心を動かす最もシンプルな方法は、対象者に「自分が求めているもの」に気づいてもらったうえで、それを手に入れる方法を対象者に教えることです。

関係性の強調
 人の心を動かすには、前提として聞き手に「これは自分に関係している話だ」と思ってもらう必要があります。
 ここで、勘違いしてしまいがちなのが「相手のニーズに合わせ、相手の欲しているものを差し出すことが影響力を発揮する近道だ」という考え方です。

相手のニーズに合わせるのではなく、相手を自分の望む方向に動かしたい場合、どうすれは良いのか。
 あなたが与えたい影響を、相手が自ら必要だと思うようにラベリングすることが重要なのです。

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相手のニーズに合わせた例
「この本を勉強したら、メッチャ影響力を身に着けれるよ!!!」

人を動かす例
「SNSのフォロワーが増えないって困ってなかった?この本に載っていたフォロワーを増やす方法を試したら○○人増えたよ!!」

全く別のアプローチ方法ですが、アピールしたい軸はぶれていません。
「これから話す内容は、あなたと関係せしていて、こう役立ちます」と伝えることです。
「関係性の強調」こそ、超影響力を支える要なのです。


関係性を強調する3ステップ

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①「この意見の支持率は高い」と知らせる
 心理学用語で「社会的証明」と言われるもので、人間は「みんながやっていることは自分もやってみたい」「みんながやっているから間違いはないはず」思ってしまいます。

②「みんなと少し違う要素」をプラスする
 「社会的証明」に「みんなと少し違う要素」をプラスすることでも「関係性の強調」を行うことができます。
 人間は「みんなと同じで良いが、少し優れていたい」と思っているものです。そこで、優越欲求を刺激しましょう。
 例えば、一番人気の商品をおすすめした場合に購入しない場合は、「この同じ商品の色違いがありますよ」とみんなと少し違う要素を入れてあげると納得して購入していただけるでしょう。
 僕の考えですが、そんな人は、きっと自己肯定感が高く自分に自身を持っている人が多いことでしょう

③ゴールを掲げる
 人は生活のどんな場面でも一定のゴールが見えている方が、やるべきことが明確になり、安心して行動を起こせます。
 いきなり「走れ」と言われても、最初から全力で走れる人はいないと思います。100m先にゴールが見えるからこそ、最初から安心して、全力が出せるものなのです。

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さいごに

 この記事を読んでいただきありがとうございます。
 この記事は、前回の記事で紹介したメンタリストDaigoさん著書の『超影響力』を読み僕が納得した内容や今後役立つ情報をピックアップし、僕の実体験と交えながら記事にしました。
 正直、もっと伝えたい内容が多くありますが、”note”のボリューム的にこのぐらいがちょうど良いと思っています。続きが気になる方は、ぜひ本屋Kindleで購読してみてください。
 ではまた次の記事で、お会いしましょう。「ばいちゃーーー😁」

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僕も、始めは本が全く読めなかったので、音楽を聴くよな感覚で聞くようにしていました。耳から聞く方が、本を読むより習得率がいいんですね。






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