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やや偏った同人誌即売会の2023年年間比較

表の垢で書きづらい内容なのでこっちで書きます。
中の人は現在は一次創作、文芸メインで活動しています。したがって比較対象は一次創作イベントに限ります。
以下、割とネガティブなことも含むのでそのつもりで読んでください。

①J.GARDEN53(一次創作BLオンリー)東京ビックサイト西館

初出展でした。しかも出す予定の新刊が冒頭しか書けなくて準備号しか持って来れなかったのですが、参加していて嫌なことがなくて楽しかったです。みんなBL好きしかいないのでいちいち恥ずかしい説明をしなくていいってのが良い。
開場すぐ一般来場者のみなさんが壁サークル(恐らく売れてるプロのBL作家さん)のスペースに向かうのがピークで、その後段々波が静まっていく短期決戦型タイプのイベントでした。良くも悪くも壁サークルとそれ以外がはっきり分かれている。
余談としては差し入れ文化があるタイプのイベントなので、ろくに宣伝できていなかった我がサークルにも差し入れを頂けて嬉しかったです。

②文学フリマ東京(一次創作文芸系)東京流通センター

2ブース取って壁配置になったのですが、他の壁サークル(出版社とか)が凄過ぎてほとんど空気でした。
アンソロジー含めて新刊3冊出しましたが、アンソロジーの捌けが思っていたより少なかったです。正直出版社とかは企業枠別に設けてよその場所でやって欲しい。力の差がある状態で力を振り翳された感じですね。
あとは第1展示場と第2展示場の行き来が困難で両方回るのが難しいです。あと通路が詰まる。
誤解なきよう書いておくと、毎回運営に通路を広げるようレスポンスしていますし、設営時にはかなり通路が広く感じるのですが、想定以上に来場者が来るので詰まります。
やっぱり流通センターでは限界なのでは?と思った。

③J.GARDEN54(一次創作BLオンリー)東京ビックサイト東館

延期していた新刊を引っ提げていきました。ありがたいことに持ち込み数の半分くらいは買って頂けた。少し時間が経ってから今年好きになったプロの漫画家さんの壁スペースにお邪魔して差し入れお渡しできました。
二次創作と違って周囲のサークルさんと比較して落ち込むこともない。だって隣は別ジャンルですもん。比較対象にならない。
ルールがしっかりしているので快適です。
恐らく運営が繋がっているコミティアも快適なんだろうなとは思うんですが、コミティアは推しの作家さんのスペースに走るのに手一杯でサークル側で出る気になれない。

④文学フリマ東京(一次創作文芸系)東京流通センター

2ブース取っても割に合わんので1ブースに戻りました。笑えるくらい本が売れなかったですね。フォロワーさんが来てくれて、察しが良い方は1冊2冊買ってくれる程度。他はもう冷やかしすら居ねぇ。人通りはかなりあるんですが、優先度が低いのか全然だめでした。

結論

①文学フリマの流通センター開催はもう限界を超えてるから2024年5月は出ないと決めました。12月のビックサイト開催には期待しています。これでデカい箱で色んなジャンルを回れるようになるといいな。
入場料取ることについては賛成です。なぜなら入場料無料のイベントって結構な確率で目の前で高いって言うクソ客が現れるので、同人誌即売会のマナーを理解できる程度の人間だけ来れば良いと思います。
ただ、子供〜大学生には学割きくようになればいいなと思います。子供に入場料1000円は高いかもなので。
②J.GARDENは快適だから今後も出ます。こんなに劣等感を持たずに気持ちよく過ごせるイベント他にない。入場料有料だしBLオンリーだから余計なこと聞いてくるやついないし。本当にありがたい。
③久しぶりに二次創作というかスパコミ出たくなったので出ようと思います。ただ、劣等感を抱きたくないので下手に交流するのは止めようと思います。神絵師神漫画描きの作品だけ追う。

#今年のふり返り

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