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【Vol.3】フィリピン語学学校「Cebu International Academy」に2か月留学してみた感想

日本に一度でも来たことがある海外の人が必ずと言っていいほど言ってくれるのが、

「日本って、本当に食事が美味しいよね。」

そう、私たち日本人は世界にも類をみないほど美味しい食事を、それも手頃な値段で食べられる国に生きている。これは本当に恵まれたことだなあと海外に滞在していて常々感じます。

そもそも留学するってだけで贅沢なことだと思っているから、食事に対して贅沢言うつもりは最初から全くなかったし、今もない。ただ、ただ。1日3回、毎日食べる食事はやっぱり生きていくのためのコアになる部分だから、どうでもいいという訳にも行かないのが事実。

ということで、CIAの食事の率直なレビューと乗り切るためのアドバイスを書いていきたいと思います。ついでに、学校周りの飲食店事情についても最後に少しだけ触れておきます。

目次
・「Cebu International Academy」とは?概要とロケーション
・かなり充実!驚きの学校施設
・コースと授業、先生はどんな感じ?
・やっぱり重要。食事について(←今回はここ!)
・授業以外のアクティビティ & イベント
・そのほか生活のあれこれと学校のルール
・生徒のナショナリティと学校の雰囲気(個人的見解の比重大)
・CIAに向いている人とそうでない人(同じく個人的見解の比重大です)

1日3食しっかり食べられる!充実のCIAダイニング

なんだか記事の書き出しがネガティブオーラを放つものになってしまったような気もしますが、最初に言いたいのは、CIAの食事は個人的に点数をつけるとしたら85点かそれ以上で、1日3食、毎日しっかり食事をさせてもらえる素晴らしい環境だったということです。用意してくださっていたスタッフさんたちには本当に感謝!

ダイニングホール。写真奥のスペースに並んでトレーに載せてもらうスタイル。

食事は基本的にはVol.1で紹介した1階のダイニングホールで、ビュッフェ形式で提供されます。毎日必ず用意されていたのは、白いご飯とチャーハンやターメリックライスのようなもう1種類の色つきご飯、それに日替わりのスープ。これは韓国料理屋でよく出てくるワカメスープや洋食系だとコーンスープ、おじやのようなライススープなどがよく出ていました。このほか、毎日おかずが3種類程度用意されていて、多かったのはポークソテーやフライドチキンなどのお肉、あとは野菜を使った炒め物など。

加えて、平日に関しては種類豊富なパンやドーナツ、フルーツ、あとは生野菜としてキャベツの千切りやレタスなどが提供されていたので、これは毎日食べるようにしていました。

千切りキャベツとやマトなど。手前にあるのはおそらくたくあんとキムチ。
これらは毎日ありました。
田作り?とお味噌など。
奥にあるのはスイカ、バナナ、一番奥のフルーツは結局なんだったのかわからず・・・(おい)
唯一あった写真がちょっとお見苦しいものですみません…。
奥に卵焼きとソーセージが見えるのでこれはおそらく朝食。
後日友達のさくらちゃんに写真お願いしてみたらたくさん送ってくれました。さすが。
Thanks!!

飲み物はこんな感じでウォーターメロン、オレンジ、パイナップルなど多種多様なジュース、あとはレモネードやコーヒーなど、こちらも充実していて最初はびっくりしました。(どれもかなり甘めであまりたくさんは飲めなかったのですが・・・)

よく見たらすでに中身があんまりありませんが、最初はもちろん満タンです(笑)

上記以外にも、おかずはチャプチェやチヂミなどの韓国系(チヂミは個人的に一番好きだった)、お寿司(1回しか見なかったけど)、ピザやスパゲッティなどのイタリアン系などなど、かなりバリエーション豊かなメニューが提供されていました。焼き魚なんかも時々出ていましたが、シーフードは管理が大変なのか基本的にはタンパク源はお肉中心でした。

基本的には美味しい!ただちょっと刺激が強いことも・・・

概要としてはそんな感じなのですが、実際食べてみてどうだったかというと、上にも書いた通り基本的にはどれもきちんと調理されていたし、美味しかったです。

ただ、これも韓国資本の学校だからなのか、1日おきぐらいに味付けが結構辛い料理が出てきていたのが個人的にはちょっと辛かったところ。辛いの大丈夫な人は問題ないのかもしれませんが、あまり食べられない人間としては流れでもらった料理を食べきれず残してしまい、けっこうなフードロスを出してしまったという罪悪感もありました(泣)。なので途中からは、辛そうなものがあったら辛いかどうか聞いて、なるべくもらわないように。ただそれはそれで食べられるメニューがひとつ減ってしまうので後々お腹が空くことも…。

あとは、辛くはなくても味付けが濃くしょっぱい、もしくはちょっとオイリーだなと感じることも結構ありました。そのせいか、食事は美味しいとはいえ実はフィリピン滞在中の2か月はほぼお腹が緩いまま過ごしてました…。

これは私のケースなので、もちろん全然大丈夫な日本人の友達もいましたよ。ただ、しょっぱいというのは他の国の子含めほぼほぼみんな思っていたことかも。私の周りだけだったのかもしれないけど、特に台湾の子達は味に厳しかった印象・・・。これは余談ですね(笑)。

もっと持っていけばよかった、無印良品のインスタント食品

ということなので、留学した人がよく言ってることと結論一緒なのですが、やっぱり日本食は持っていった方が良いです。はい(笑)。

私はお湯で作れるお味噌汁やお茶漬けなどそれなり持って行ったのですが、フィリピンからアイルランドに直接行く予定だったので先も長いと思いほとんど手をつけなかったんですよね。でも、こっちに来たら今のところかなり食事が口にあっていて今のところあんまりそれらが必要ないので、もっとフィリピンで食べておいても良かったなと後悔。

ただ、そんな中でも手をつけたのが無印のフリーズドライ豚汁とミネストローネ。これがめちゃくちゃ美味しかった!!(涙)本当ね、無印さん素晴らしいですよ。実は以前仕事でもお世話になっていたから余計に感激しちゃいました。買ってきて持たせてくれた母にも感謝。もちろんこの2つだけじゃなくて他にも種類あると思うので、好きなのを持っていくとちょっとCIAご飯からエスケープしたくなったときに助けてくれると思います。

調べてみたらやっぱり色々ある!せっかくなので無印さん公式のリンクを貼っておきます。個人的には液体だと重くなってしまうのと単価も高くなってしまうで、海外に持っていくならフリーズドライの方がおすすめです。


あとは、持っていった方が良いのは整腸剤。私はビオフェルミンを持っていきました。が、そもそも持ってたということを忘れていてほぼ飲まなかった(アホ)。飲んでいればもうちょっとマシだったかもしれないですね。

おまけ〜探せばいろいろある!CIA周りの飲食店事情〜

基本は3食提供されるので滞在中は全く食事にお金を使わなくても過ごせるCIAですが、さすがに毎日食べていると飽きてしまうのも事実なので、金曜夜や週末など週1〜2回程度は外食していました。

マクタンキャンパスの周りは都会というわけではないけれど、ジプニーやバスを使って5分〜10分で行ける範囲に美味しいレストランがたくさんあったのと、屋台が並んでいて屋外で食事ができる場所も歩いて行ける距離にありました。

全体的にはやっぱり韓国料理店が多い(笑)。セブ・マクタン島は韓国でとても人気だそうなので、その影響なんだと思います。日本食レストランは少ないけれど探せばいくつかあって、私が行ったところはどこも美味しかったです。長くなりそうなので、あとは写真とキャプションでの解説をお許しください。

(左上2枚)「Gold Mango Grill & Restaurant」のイカとスパゲティ。ここはとても美味しかったのでおすすめ。洋食系です。(右上2枚)美味しいと評判だった日本料理店の「Nonki」。ちょっとお高めだけど美味しいお刺身が食べられるお店はあまりないので、いく価値あり。(左下2枚)それぞれ別々のお店ですが、こういった韓国料理が食べられるお店はかなりあるのでコリアン好きには良い場所。(右下左)日本人の方がオーナーをされているレストラン「Euphoria」のラーメン。ちゃんと日本のラーメンで、美味しかった!(右下)屋外に屋台が並ぶ「Mercato de Mactan Food Park」で買った日本食お弁当。これも普通に美味しかった。あと写真は載せられなかったけど「7107」という洋食系レストランもとても美味しかったのでおすすめ。

まとめ

いかがだったでしょうか。CIAには生徒が使えるキッチンはなく自炊というオプションが全くないので、そこだけ注意が必要かもしれません。ただ基本的に食事を何にするか考えたり準備したり片付けたりといったことを何もしなくて良いと考えると、エネルギーをフルに勉強に使える良い環境だなあと思っています。

みんなが同じ場所で食べるから、ダイニングホールにいけば誰かしらに会えるのも大学時代みたいで楽しかったなあ。

それでは、また次の記事で!✐☡






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