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わかるとは、どういうことか
わかるということは頭の中にある枠組み(スキーマ)の要素、構造が一致するということだそうです。
わかりやすい畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
わかるとは何かをわかりやすく解説した本があります。
畑村式「わかる」技術(畑村 洋太郎)です。
この本の紹介は以下を参考にしてください。
頭の中の枠組みによるわかるとは
畑村式「わかる」技術(畑村 洋太郎)による頭の中の「枠組み」によるわかるとは
以下まとめてみました。
テンプレート 要素の一致 :目の前の事象と自分たちが保有している知識を当てはめて理解すること
テンプレート 構造の一致:事象ではなく、その後ろに絡み合っている構造を一致し関連物を想起する
新たなテンプレートの構造:初めて見るものに対して、既に保有している知識で理解しようとするプロセス
人間は頭の中に、物事を理解するための“枠組み” =“テンプレート(雛形、型紙)”を持っている。そして物事について、「要素」「構造」「機能」等が一致する“テンプレート”を見つけ出し、当てはめることによって理解する。適合する“テンプレート”が無い場合、手持ちの材料を組み合わせるなどして、新たな“テンプレート”を作らなくてはならない。新しい事象に出会ったとき、自力で“新しいテンプレート”を作り出す能力こそが「創造」につながる。そしてその力を伸ばすためには、常日頃から意識的に、様々な事象をよく観察し理解する=“テンプレート化する”ことを積み重ねる必要がある。
『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』による枠組み=スキーマ
『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』にも頭の中の「枠組み」が紹介されていました。
「話せばわかる」とはどういうことか? 私たちの思考には、意識されずに
使われる「枠組み(スキーマ)」がある
「わかる」はスキーマに依存する
私たちはあらゆる物事についてスキーマを持ち、それを当たり前のものとして考えています。
言い換えれば、ある人の「わかる」「わかった」は、あくまで「その人のスキーマ」を通してのものであるということ。
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