「変化に柔軟であること」と「変化してもブレないこと」【平成の衝撃】
どうも、日刊【書くメシU30's】マガジン月曜担当の佐々木(@moto_ssk)です。
日刊【書くメシU30's】マガジンは今日から第8週に突入です。
当マガジンをフォローしていただいてる方はご存知だと思いますが、日刊【書くメシU30's】マガジンはU30世代(30歳以下)の10人で日替わり更新しています。僕らの共通点は『「書く」ことに興味を持っている』ただそれだけです。リアルで会ったことないメンバーもいます。実は。
であるため、僕ら自身もお互いのことを知りたいし、もちろん読者のみなさんにも僕らがどんな人なのか知ってほしいし、ということで、先週までは「個人の価値観」にフォーカスを当てたテーマにて更新してきました。
第5週:【#私的価値観】(私が大切にしている価値観)
第6週:【#LGBT】
第7週:【#結婚観】
なかには難しいテーマもありますが、各自が自身の考えを丁寧に書きまとめています。ぜひ僕らの考え、価値観に触れていただければ嬉しいです✊
第8週となる今週は、僕らの時代である「平成」をテーマにしてみようと。
もうすぐ終わりを迎える平成。平成生まれのU30世代からすると自分が生まれた時代が終わるということでもあります。ということで、今回は平成時代で一番心に残った(衝撃を受けた)ことをテーマに更新してきます。
題して、【#平成の衝撃】です。
平成最後の年越しまであと2週間。今週もお付き合いくださいませ🙏
目次
・「平成」と「テクノロジー」
・「平成」と「Mr.Children」
・「平成」と「佐々木基之」
「平成」と「テクノロジー」
今週のテーマは「平成の衝撃」と言いながら、僕は平成2年生まれです。
昭和を知らないし、小渕さんが「平成」の字を掲げたシーンもリアルタイムでは見てないし、1996年くらいからの記憶しかありません。なので「平成」を語るにはあまりにも知らないことが多すぎます。
なので、今回は僕の勝手で気ままな意見だと割り切って聞いてください。
さて、僕にとって「平成」は「テクノロジー」の時代です。
平成に登場した「デバイス」といえば、
・ポケベル
・パソコン(Windows、iMac)
・携帯電話
・スマートフォン(Android、iPhone)
・タブレット
・ウェアラブルデバイス
などがありますよね。これらのデバイスの登場で、働き方も恋愛も、コミュニケーションも、いろんなことが変化してきましたよね。
👆はキリンビバレッジの「平成恋愛図鑑」という平成恋愛あるあるをまとめた動画ですが、僕らの恋愛はいつだってデバイスと共にありますね。「希望と絶望の無限ループ」とかめちゃくちゃ共感します(笑)
皆さんはスマホで写真を撮ることをなんと言いますか?
僕は写メール全盛期に携帯使ってた人なので、未だに「写メ撮ろう」とか言っちゃいます(「写メ撮る」の時点でいろいろおかしいんですが)。
最近の若い人は「インスタしよう」らしいですよ(それもそれでおかしい気もするけど)。日常会話も多分に「テクノロジー」の影響を受けますよね。
なにより「テクノロジー」は人の価値観の座標軸を大きく変えますよね。
僕はお笑いが好きで、先日もAmazon Primeで#M1グランプリの第1回を見直してました。見直して思ったのが、近年のお笑いは"どれだけキャッチーさがあるか"が大事なのかもしれないなと。
で、それを助長しているのが「SNS」のように感じています。
それこそさっきの「インスタしよう」じゃないですが、どれだけ印象に残すか、どれだけ盛るか、どれだけ楽しめる余白が残っているか、などが今の時代の「テクノロジー」と相性がいいんだろうと。つまり、瞬間最大風速を記録するにはある程度の「軽さ」と「わかりやすさ」、「楽しさ」というキャッチーさが必要で、説明が必要な面白さは相性が悪いのかもしれません。
ただ、一方で自分の座標軸はきちんと自分で持っておく方がよいと思っています。先日の神戸ルミナリエのニュース、僕の目には一種のテロ行為のように映りました。僕は一連の異常行動を「承認欲求テロリズム」と名付けたのですが、テクノロジーは僕らを翻弄してくるという側面も持つと思います。
「平成」と「Mr.Children」
テクノロジーは人の価値観を、いい方向にも悪い方向にも転換する構成要素だと思っていますが、どれだけ時代が進んでも変わらず僕らの中に佇む構成要素もありますよね。例えば音楽とか。
僕にとってのそれは「Mr.Children」(以下、ミスチル)ですね🎸
ミスチルも言ってみれば平成生まれです。彼らが「Mr.Children」という名前で活動しだしたのはちょうど平成元年にあたる1989年です。
今書きながらふと思ったんですが、僕にとって一番の「平成の衝撃」は「Mr.Children」というバンド、音楽に出会ったことかもしれません。
僕にとってミスチルはひとつの架け橋なんです。何との架け橋かというと「友達」です。高専時代、大学時代、最初にできた友達はいずれも「ミスチル」が好きでした。ミスチルを共通言語に一気に仲が深まったんですね。そして、ミスチルを僕に教えてくれたのは中学で出会った親友なんです。
僕が感じるミスチルの良さは星の数ほどあるんですが、何かひとつ!と言われれば、ズバリこれです。
どうやって音楽を届けるかを徹底して考えている
先ほど、「平成」と「テクノロジー」でも触れたように僕らの日常は多分にテクノロジーの影響を受けます。音楽の聴き方にしてもそうですよね。CDを買わずにYoutubeで聴いたり、iTunesでダウンロードしたり。「音」として聴くよりも「データ」として聴く方が圧倒的に多いわけですね。
ミスチルはそんな時代を俯瞰し、音楽の届け方をいつも徹底して考え抜いています。「REFLECTION」というアルバムを販売する際は彼ら自身にとって初となるUSBメモリ形式で販売されました。また、数年前から音楽配信も解禁しました。かと思えば先日発売された最新アルバム「重力と呼吸」では聴き手うんぬんかんぬんよりもエゴイストごりごりの楽曲ばかりでした。
ミスチル偏愛が行き過ぎるのでこのあたりでやめとこうと思いますが、僕にとってミスチルとは、時代が移り変わっても、自分を見つめ直す原点となるまさに「Mr.Myself」のような存在です。
「平成」と「佐々木基之」
随分と長くなってしまったのでそろそろ終わりにしようと思います。
勝手に「平成」を振り返って思うことは、
①変化に柔軟に対応していくこと
②変化してもブレない旗印を持つこと
という2点です。「平成」と「テクノロジー」では①について、「平成」と「Mr.Children」では②について、触れてきたつもりです。
僕自身、今この①と②をテーマに活動をしています。
こうしてnoteを書いたり、ブログを書いたりしていますが、「平成」と同じようにいつかサービスは終わりを迎えますよね。ずっとずっと続くものはないですから。始まりがあればいつか終わりを迎えます。
そして、終わりを迎えるということは、同時に手放す勇気が必要です。
手放す勇気を持つには変化に柔軟に対応できるフットワーク、そしてヘッドワークを持っておくことなのかなと。ただ、常に選択できる自分でいたいのでブレない旗印も必要です。難しいですか?難しいですよね。
でも、生きるってそういうことなのかもしれません。
何が起きるのか、何が続くのか、何が終わるのか、わからないこそ楽しめる、わからないからこそ知りたい、それもまたひとつの真理だと思います。
「変化に柔軟であること」と「変化してもブレないこと」
「平成」しか生きたことがない、僕の勝手な意見に最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?