SMとの出会い(後編)
noteの皆様こんにちは。
元々SMクラブで女王様をしていたmikageです。
今日は、わたしがSMに触れた”記憶にある限り最初のきっかけ”について書いてみます。
↑の続きです。
🌹🌹🌹
何でも食べるくんは、「わかった!」と言ってわたしの手渡したクッキーの包み紙をパクっと口に入れました。
彼は少しの間目を白黒させていましたが、それを飲み下してしまうと「他には?!」と言いました。
わたしは次に、スリッパの裏についていたガムのようなぐにゃぐにゃをあげました。
彼はそれも食べました。
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わたしは、この遊びに夢中になりました。
彼は残り物をはじめとして、手渡して「食べて!」と言うと文字通り本当に何でも食べました。
そしてそれだけでなく、何かを持ってくるよう申し伝えれば、体中泥だらけにしながら持ってきました。
きらきらと、ふつふつと、楽しかったのをよく覚えています。
今思えば、あれが「可愛い」という感傷だったかもしれません。
同時に、彼の「mikageちゃんのためならおれ何でもできる!」という言葉を思いました。
仮に「何でもできる」ことが「好き」を表す行動だとすると、わたしが人を好きになるのは、たぶん難しいだろうな。
だからそこはまぁ、諦めよう!と思いました。
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以上、これが、わたしがSMに触れた”記憶にある限り最初のきっかけ”です。
SMプレイからは程遠く生ぬるい出来事です。
そして「SM」という単語を知るのは、もちろんこれよりずっと先のことです。
でも、人間に対して「可愛さ」をおぼえた最初の体験であり、”キュン”処女卒業にほかならず。
このことがわたしの性癖を方向付けてくれたのは間違いなさそうです。
何でも食べるくんには、この場を借りてお礼を言わせてもらわねばです^^
ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
また書きますね。
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