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キャンプ活動が レジャー化された

キャンプ活動は元々、野外での生活を体験することを目的とした学習活動として始まりました。しかし、近年ではキャンプが単なるレジャー活動として捉えられることが増えてきました。


レジャー化した原因①

まず、現代社会の忙しさやストレスから解放されるための手段としてキャンプが注目されてきたことは否定できません。都会の喧騒から離れ、自然の中でのんびりと過ごすことでリラックスできるというのは大きなメリットです。

レジャー化した原因②

次に、SNSの普及によってキャンプ活動が一気に広まったとも言えます。InstagramやYoutubeなど、SNSで自然の美しさや楽しさを発信する人々が増え、他の人々にもその魅力が伝わるようになりました。

写真映えするキャンプ場やキャンプグッズも注目を集めましたね。

レジャー化した原因③

さらに、キャンプ場やアウトドア用品の充実もキャンプ活動のレジャー化を後押ししました。昔はキャンプ場が限られていたり、アウトドア用品が高価だったりという要素もありましたが、今では多様なキャンプ場が存在し、手軽にアウトドア用品を入手することができます。これにより、初心者や家族連れでも気軽にキャンプを楽しむことができるようになりました。
100円ショップでもアウトドア関連商品が並んだのには驚きました。

キャンプはレジャー?学習?

レジャー要素はもちろんあってはいいが、家族や仲間で行くキャンプと見ず知らずの異年齢集団でしっかりと計画されたキャンプに行くのでは、得られるものが違います。特にキャンプ活動を通じて行われるチームビルディングやコミュニケーション能力の向上効果は、長期のキャンプになればなるほど参加前後で変化が見られます。

児童期のこどもをキャンプに参加させることは、成長過程におけるよい機会です。この時期に自然体験をしている子は、自己肯定感や探求力があるというデータもあります。

【概要】青少年の体験活動等に関する意識調査(令和元年度調査) (niye.go.jp)

国立青少年教育振興機構

学習としてキャンプを体験することのメリットの方が大きく感じてしまうのは、考え方が偏ってる?

最後に。
自然環境の保持やマナーの意識も忘れず大切に。

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