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「言語化」を深める方法

どうも、TOMOです!


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それでは、本題へいきましょう!

本日は、「言語化を深める方法」というテーマで綴っていきます。

「言語化」という言葉は、三浦崇宏さんの「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」という本が出た辺りから多くの人が口にするようになった言葉なのかなと個人的には感じております。

僕は「言語化」という言葉をコーチングの中で頻繁に口にしているのですが、どんな意味合いで使っているのかというと、

「自分の想いや考え、感覚を言葉で表現する」

という感じで使用しています。

僕の人生の中で言語化が出来ていないが為に失敗したり上手くいかなかったことが振り返ると沢山あります。

特に「感覚で上手くいった」という状態の時。こういう時は成功に持続性がない傾向にあると感じます。

要は、自分の感覚を言語化出来ていないがために、成功パターンが自分でもよくわかっていないという状態に陥っているのです。

逆に自分の行動や感覚一つ一つを明確に言語化できていれば、一つ一つの行動への納得感が増すことで目標へ近づくスピード感が高まっていくはずです。

たとえば、企業で営業で常に成績上位を維持し続けるような人に共通しているのは、自分の勝ちパターンのようなものを明確に言語化出来ていることが多いということが挙げられます。

企業の中では「再現性を持たせましょう」なんていう言い方をしているところもあったりします。再現するには、再現する方法が分かっていないと再現ができません。「再現できないということは、たまたま上手くいっただけか・・・」ということにもなり兼ねないわけです。

サッカー漫画の「アオアシ」という漫画の中でも「言語化」の重要性が登場しています。「自分たちのプレーがなんでうまくいったのか?を言語化してみろ」という監督の指示が選手たちに投げかけられるシーンがあります。

スポーツの世界でも自分のプレーを言葉にすることが重要だということが分かります。

就活・転職活動でも「再現性の言語化」に関する質問は多いです。

「どうしてそのような成果が出せたと思いますか?」

という質問はまさにそれです。

これは、「成果が出せるロジックを自分の中で整理出来ているか?」ということを聞きたいわけです。ここが言語化出来ていれば、自社でも活躍してくれそうな可能性が高いと面接官は感じるのです。

ここが感覚的だったり根性論的な場当たり的回答をすると、面接の評価が落ちる傾向ありなので注意が必要です。

では、言語化を深めるにはどんな方法があるのか?について述べていきます。

これは色々な方法があると思いますが、僕がよく活用している方法をお伝えします。

ズバリ、

「自身へ問いかけて深めていく」

という方法です。

ここで僕からお伝えしたいポイントとしては、

「なぜ?」「どうやって?」「どうなった?」

と淡白に問うのではなく、

「なぜそう感じるのか?」
「どういった想いがそうさせているのか?」
「なぜうまくいったのか?」
「どのような工夫をしたから上手くいったのか?」

という風に、自身の中で向き合いやすい問いかけを投げかけることが重要ということです。意味合いは同じような問いでも、人によって向き合いやすい問いとそうではない問いが存在するものです。(コーチングしていて良く感じています。)

ちょっと事例をご紹介しますので、イメージを湧かせてみてください。

【言語化の深め方の事例】

事例:営業成績が伸びた営業マンへの問いかけ

(問い①「どうして成果が出せたと思いますか?」
⇒目標から逆算してアクションを設定して仕事を進めたから

(問い②「どうしてその考えが重要だと感じたのか?」
⇒目標数値が月、Q(クオーター)、半年単位で設定されているのにも関わらず、1週間単位でスケジューリングを週初めにしていたことに気づいたから

(問い③「スケジューリングの仕方を変えることでどんな変化がありましたか?」
⇒1カ月、3カ月、半年の期間の思考で予定組をすることで、「種まき」をする重要性に気づいた。1週間だと「直ぐに成果につながりそうな行動」にフォーカスしてしまっていたが、期間を伸ばして考えることで「時間をかけて成果につなげる」という発想が生まれた。

(問い④「種まきの行動をすることでどうなりましたか?」)
⇒今までは「直ぐに売らないと!」という思考だったので、自分の利益優先でしたが、種まきの思考で顧客と関わると直ぐ直ぐに利益に直結させる必要もなくなるので、「顧客のWINはなにか?」ということを最優先で営業活動
ができるようになった。顧客にもその姿勢が伝わったと考えられる。

という感じで問いを深めていくと、

成果が出た要因は、

・スケジューリングの仕方を変えたこと
・「今すぐ客」のみへ営業⇒「そのうち客」への営業も選択肢に追加
・自社利益優先の思考→顧客のWINに寄りそう思考への変化

という感じになるかと思います。

深堀りが出来ていない状態だと、

「スケジューリングの仕方を変えたことで成果が出たんです!」

しかアウトプットできません。

これが言語化することのインパクトです。

上記の事例のことを言語化できている営業マンと言語化出来ずに感覚的に活動している営業マンでは成果の差が出るのは言うまでもないでしょう。


さて、本日は「言語化の深め方」についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

あらゆる場面で言語化出来ている状態は有効的なので、ぜひとも活用してみてください!!!

それでは本日はこの辺で!

TOMO




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