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【UIターンのヒント10】UIターンに伴って年収ダウンの可能性があるとき考えたいこと

地方へのUIターン転職を考える際に、収入面の変化が気になる方も多いかと思います。
採用コンサルタントのはちさんも、大手人材会社から独立するタイミングで福岡へのUターンを経験しています。年収ダウンが想定される時には、「許容範囲」と「お金以外の豊かさ」を見極める必要がありそうです。

想定年収に沿って「リスクの程度」を測ってみよう

「UIターン=年収ダウン」とは言い切れないですが、各県の最低賃金が示すように一般的にはある程度の年収ダウンは措定されていることかと思います。

収入と出費の問題にどう取り組むか、現実的な悩みになりますね。
想定される収入と出費をシミュレーションしてみましょう。

年収ダウンに伴うUIターンリスクを低い順に並べると以下のような感じです。

😃現在の出費レベルでも家賃減少分を見込めばそのままスライドできそう(全く問題なし)

🙂家賃減少分を見込んでも現在の出費を何かしら削る必要が出てきそう(何とかなる範囲)

🤨手に入る希望の生活をシミュレーションした場合、許容できる出費削減の範囲内(目的達成によって〇)

😕何かをかなり削る必要が出てくる(少し苦しい△)

😞副業などの追加収入が必要になる(かなり苦しい×に近い)

😣修行に近い状況になる(×だが、手に入れる価値があり、生活できるなら良しとする考えもある)

ポイントをお伝えすると、まずは「住」のウエイトが大きな変化となります。
次に、これまでの付き合いから解消されることで、これまでの交際費がそのまま発生するということがなくなります。
物価高の影響や輸送コストの影響はあるものの、相対的に地方は安いお店が多いです。

上記のような観点から、年収ダウンも(減少幅にもよりますが)、UIターンの場合ある程度許容できることが多いです。


人それぞれのモノサシがある、お金で買えない豊かさ


ちなみに私の場合、福岡へのUターンに伴って収入は相当ダウンしましたが、、

・子供との時間が圧倒的に増えたこと(子供との時間が楽しい)
・外食が激減し、家庭料理を堪能できていること(買い物や料理が楽しい)
・地域のお祭りやイベントにも参加できていること(地域の一員という実感があること)
・好きな学びや好きなことへの時間を割けていること(自分や家族に使える時間が心地よい)

上記によって、心の豊かさを手に入れています。
お金の心配は尽きないですが、人生の時間を価値のある使い方にしたいと考えています。


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◾️筆者プロフィール

はちさん早稲田大学卒業後、紆余曲折を経て大手人材会社に入社。約20年のキャリアを通じて、九州地区をはじめ都内の企業・自治体の採用支援に携わる。担当業種は多岐に渡り、社長1名の会社から従業員数4万人を超えるグローバルな大手上場企業まで幅広い規模の企業を担当。採用責任者時代は、年間1,000名を超える採用活動でのスキーム設計・フロント業務・事務作業・面談面接・研修といった採用活動の全工程を一気通貫して経験。行ったり来たり考えた結果、採用活動支援と人材育成を行う会社を設立。

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