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タイ王国の旅(2)バンコク市②「タイで人生初の夜行列車に乗る」

バンコク市と気軽に書いているが、正式名称はクルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシットである。(意味=イン神(インドラ、帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヴァカルマン神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、天使の大都。)

さて、2019年2月7日バンコクで迎えた朝、朝食はカオサンのバーガーキングにいきました。(201B)多分当時の僕は、なんでタイ料理食べないんだよって言った記憶ありますが、確かに今考えれば、食べ慣れたものが食いたくなる気持ちが分かるような気がします。長期の友人との旅行は人間性出ますよね。それは常々感じるものです。僕も反省しなくてはなりません。

(写真=バーガーキングから見える昼のカオサン通り)

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食事の後、トゥクトゥクにのって近くの船着き場まで移動します。トゥクトゥクは、タイでよくみられる車みたいな乗り物です。(上の写真の真ん中くらいにある)ただ、料金の交渉には気を付ける必要があります。このときは、歩いても行けるくらいの距離なのに、4人で250Bとられました。(大大大ぼったくり。)金銭感覚が日本のままだったことを反省する必要があります。

カオサン周辺のトゥクトゥクやタクシーは観光客をなめ腐ってます。日本人を見かけるなり「ち○こ!う○こ!」と言って気を引きぼったくり値段で何かを売る、タクシーに乗らすが常套手段です。皆さんも気を付けてください。

ぼったくりにあった後、船着き場に来ます。バンコク市内を流れるチャオプラヤ川は水運が盛んであり、移動手段として実際に船が市民の足として使用されています。

(写真=チャオプラヤ川)

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チャオプラヤ川はとにかく汚い。船に乗っている人もごみを平気で捨てるので納得です。匂いもそれなりにします。日本の川は両岸に堤防があることが当たり前ですが、ここにはありませんでした。そりゃ氾濫するわ。(日本ほど急に山間部に降った雨が下流までこないですが。)

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(写真=船着き場MAP 船によって快速や各駅停車などがあり、船についている旗で見分けられる)(一回15B)

船に乗って死体博物館にいきました。(200B)この博物館はなぜか日本のガイドブックにのみ掲載してあり、多くの日本人が訪れます。この博物館は、病院の中にありました。

殺人鬼の死体のミイラとか、奇形児のホルマリン漬けとか、寄生虫とかあります。正直グロすぎます。写真は撮ってありませんが、興味ある人は紹介記事を見つけたので(写真ありグロ注意)どうぞ。特に、寄生虫で睾丸がパンパンになった人体模型は今でもたまに夢に出てきます。https://www.bangkoknavi.com/miru/14/

落ち込んだ気分を回復させるために、伊藤園の自販機でお茶をかいましたが甘かったです。緑茶にも平気で砂糖入れるのは日本以外では普通のことのようです。

その後、チャオプラヤ川沿いのカフェで小休止した後、再び観光を再開します。

まずは王宮です。実際には大様はここに住んでいませんが儀礼などで使用されています。(有名なラーマ5世はここに住んでいた)王宮にいた時はとにかく暑かった記憶しかありません。水がすぐお湯になりました。

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そしてワットプラケオ。これは王室を守る寺院で、タイで最も格式の高いお寺です。ちなみにここでは、「服装チェック」があります。ショートパンツやミニスカート、穴のあるパンツ、タイトなパンツ、タンクトップ、キャミソールなど、露出度が高い服装では入場できません。

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すごい人です。近代のタイ王朝の栄華をこの寺院から感じ取れます。2枚目の写真は本堂の入り口です。僕らも並んで靴を脱ぎ、「エメラルド仏」さんにお祈りしてきました。(中は撮影禁止)旅行中は知らなかったのですが、この仏像は、タイの歴史に欠かせないものらしく(日本でいう所の3種の神器)もっとしっかり見ておけばよかったと思います。(やはり旅行を通じて学ぶことは多いですね。)

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(写真=エメラルド仏 wikipediaより)

続いてワットポーにいきます。ここは涅槃仏が有名です。

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タイの寺院の装飾は日本とは似てもにつきませんね。とてもいい経験です。

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その後、川を再び渡り、ワットアルンに向かいました。

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アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。昔、エメラルド仏はここにいたらしいです。

装飾が大変すばらしく、訪れた3つの寺の中で一番美しかったように感じました。訪れた時間は曉ではなく夕方でしたが、その美しさは大変すばらしかったです。

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川から眺めるバンコクの夕焼け。

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その後、タクシーで多少ぼったくられながらもバンコクの中華街に行きます。東南アジアはやはり華僑の力が大変強いです。

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ここで中華料理屋さんに行ったのですが地球の歩き方と店の位置が異なっており、たどり着くのに大変苦労しました。あの本信頼度低めですね。助かるけど。

そして、駅に移動し、夜行列車に乗ることになります。

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バンコクの中央駅(長距離列車はここから出ていく)帰りの夜行列車のチケットは持っていなかったのですが、列車の待ち時間で購入しました。

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かまぼこ天井のターミナル駅で、ここからタイ国内各地への列車が発車していきます。

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ホームから階段を上って乗り込むのは日本に居たらできないことですね。

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夜行列車車内。意外とスペースありますね。バックパッカーが多かったです。

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ちなみに列車のトイレは、穴の先が地面で糞尿は直接地面に置いていくスタイルでした。(走行中は風に注意して)

次回。古都スコータイ&地方都市ピサヌロークで九死に一生を得る。

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