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他人と比べてしまう時に。

私は心から、「人は皆違っていてだからこそ理解し合ったり繋がりあったりできる」と思っています。

思っているのに周りの誰かが成功していると、ついつい比べてしまって自分は何でダメなんだろう?、そうも思ってしまいます。

心って矛盾したことを同時に思えるから、本当に扱いづらくて繊細で難しいです。


しかも私は今までずっと自分の中だけで他人と比べて、外面は「私は私だから人は関係ないわ」って顔をしていたので、もう自分でも何が何だか分からないくらいグチャグチャしていました。

自分の本音がどっちだったか分からなくなるし、嘘をつき続けて生きているみたいで息苦しい。

この時もやっぱり話をずっと聞いてくれた友達のおかげで自分と向き合えた気がします。


まず私がやったことは悔しいこと、つらいことの出来事をそのまま言ってみることでした。

理由探しとか、これからどうするとか、反省とか一切なしで。

例えば「一緒に出した知り合いは通ったのに、私はコンテストの予選で落ちちゃった」とかです。

私がラッキーだったのは友達もそのまま受け止めてくれたことだと、今ごろ気づきました。

耳障りがいい言葉としては「充分上手なのに」とか「審査員次第だからね」とか、落ちたのはタイミングか運が悪かったと思わせてくれる言葉だけど(笑)

でもそのまま受け取ってくれたことで私は下手な言い訳に逃げずに済んだし、「まぁ落ちたけどそれだけのことか」って事実を軽く思えることができました。


このおかげで自分で自分の事実と心を両方とも見る余裕が持てた気がします。

そして気づいたこと。

・周りの誰が成功して、誰がどんなに幸せでも私の幸せは減らない。

・羨ましいと思うのは当たり前。私は自分のことが大切だから最高の人生を送らせてあげたいんだもん。

・落ち込むのも当然。私は自分ならやれると信じていたから、期待した分残念だっただけ。

・自分は本当にその他人の成功が欲しいの?そのために今自分がやっていることを捨てられる?

私はこれだけ意識して思い直したら、自分に戻って来られるようになりました。

まだ無意識にはできないので、「さぁて、意識して思うぞ」って決めて思います(笑)


もしかしたら他人と比べてしまった時って、自分を振り返るチャンスかもしれないですね。



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