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銚子の旅3 心落ち着く神社

銚子の旅三回目は旅行中に参拝した神社の中でも特に心落ち着きいいなと感じた2社について書いていきます。

ちなみに今回の旅では街中の神社、海沿いの神社、緑豊かな神社など散策途中に10社ほど参拝しました(他にお寺は2寺)。

※以下に写真中心に載せていきます。

1.渡海神社

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渡海神社は709年(和銅2年)創建され、その後津波の被害を受け976年(貞元元年)に現在地に遷座したと伝わっています。和銅というと歴史で習った和同開珎の頃でとても長い歴史のある神社ですね。

ご祭神は大綿津見神(主祭神)と猿田彦大神。海の町らしい航海や漁業の守護神と道開きの神様です。

場所は銚子電鉄外川駅から徒歩15分程でしょうか。近くには「地球の丸く見える丘展望間」といった観光地がありますよ。

この神社でまず目が行くのは社叢でしょうか。極相林と呼ばれるタブの木やスダジイを始め数十種類の樹木からなる独特な鎮守の杜を形成していました。

海岸近くの風の強い土地ということもあるのか、それとも元々このような姿の樹木なのか詳しくないので分かりませんが、枝が曲がりくねって伸びていく様子が印象的で本当に神様や精霊が宿っていると思わされ、まるで別の世界に迷い込んでしまったかのような錯覚がしました。

静かな境内を心ゆくまで滞在させて頂きましたよ。


渡海神社の極相林についてリンクを貼っておきます。


2.大宮神社

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銚子駅から南西へ徒歩25分ほどの場所にある大宮神社。

ネットで検索しても詳しい情報がほとんど無く、僅かながらの写真を見て興味を持ち訪れてみました。

まずは到着後、鳥居付近に由緒書きが無いか探したのですが見当たらず、どのような神様がお祀りされているのか、いつ頃創建されたのかなど詳しいことは分からないままの参拝です。

参道を進むと正面に本殿が、参道右手には4つの祠が並び(写真では左端が木に隠れてしまいました)、左奥には稲荷神社がありました。稲荷神社だけは狛狐から判断できご祭神も見当が付きました。

ここでまず目が行ったのは渡海神社と同じようにその社叢で樹種も似ており、渡海神社をコンパクトにしたような印象です。

境内は綺麗に整備され清掃も行き届き、地元の方にとても大切にされている神社だということが伝わってきます。早朝の凛とした空気のなかいい感触の参拝をさせて頂きました。

僕は神社に参拝する時にご祭神のお名前やどのような神様なのかを出来るだけ調べたうえで参拝するようにしているのですが、小さな神社ですとなかなか分からないことが多いですね。

そのような事もありこちらでの参拝では「大宮神社様におわします大神様、本日は参拝させて頂きありがとうございます。大宮神社様のご発展とともにこの地域に暮らす人々がいつまでも幸せでありますように。」と。実際には自分が何者かなど伝えたりともう少し長いですが要約するとこんな感じです。


~簡単なまとめ~

今回の旅で訪れた神社はそれぞれに良かったのですが、特に気に入った神社は雰囲気がとてもよく似た渡海神社と大宮神社でした。

鎮守の杜がしっかりと残され
きちんとお祀りされている様子が伝わり
境内の清掃が行き届いている

僕はそんな神社に旅先で出会うととても嬉しくなります。でもやっぱり地元の神社が一番落ち着きますけどね。


※銚子の旅はあと2回続きます。読んで下さいましてありがとうございます。


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