津軽の旅 十三湖を歩く
津軽の旅で訪れた十三湖周辺の写真です。以前から気になっていた場所でしたが、5月11日の夕方、5月12日の早朝と夕方と、なぜか3回も訪れてしまいました。
※前回投稿『津軽路』に載せた写真を何枚か再掲載しています。
十三湖の西側、日本海と十三湖が接するこの地は、中世には津軽の豪族である安藤氏により治められており、十三湊遺跡として13世紀初頭から15世紀後半にかけての遺構が確認されています。ただし、遺構らしい遺構は数が少なく、わずかに土塁があることに気づきましたが、他はよく分かりませんでした。
十三湖を挟んで東側に位置する山王坊日吉神社も、この十三湊遺跡の関連遺跡とのこと。中世に安藤氏により創建されたそうです。境内は大木に囲まれ奥に続く参道と鳥居がとても印象的でした。ただ、拝殿の中にお賽銭箱があるはずなのですが、入口扉が閉じられ中に入ることが出来ませんでした。
中世以降も東北北部の重要な港であり、近世には北前船の寄港地として発展したようですね。
僕はしじみの味噌汁を食べる時は十三湖産のことが多く、十三湖というとそのイメージでした。現地ではしじみ汁やしじみラーメンなどを出すお店をいくつか見かけましたね。僕はしじみ汁を頂きました。漁をしている様子は見られませんでしたが、しじみ漁の小舟が十三湖に浮かぶ光景もいいものでしたよ。
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