3.11
東日本大地震から丸々11年。
当時福島県の浪江町にいた15歳の少年は、現在金融マンとして頑張っています😌
15年間生まれ育った家は今は跡形もないですが、住んでいた家よりも、15年間ずっと溜めていたお小遣いよりも、かつての思い出よりも大事なもの。
生きていること。
それをこの11年間で学びました。
震災のショックにより精神に障害を負ってしまった方、崩れた瓦礫の下敷きになってしまい、身体に障害を負ってしまった方、被爆してしまった方、、、
無論、当時はたくさんの方々が被害に遭ってしまいました。
その記憶に今後も苦しめられてしまう方も、大勢いると思います。
中には津波等の被害により帰らぬ人になってしまった方も当然いらっしゃいます。
僕は今後もその記憶を1日たりとも忘れることはないと思います。
そして、幸運なことにたまたま健康に今まで生きてこれた僕ができること。
それは被害に遭ってしまった方々の分も、全力で生きることだと思ってます。
日本では毎年約2万人の方が自死という選択をしてしまいます。
その理由や葛藤はその方にしかわからないと思いますが、お金、鬱、環境、誹謗中傷等、いろいろ要因はあると思います。
つまり、僕であろうと、この投稿をみてくださっている方々であろうと、その選択をしてしまう可能性があるわけです。
僕は人の自殺をとめられるほど偉い人間でもありませんが、
11年前にあれだけ大規模な震災、津波、原発事故があった地域にいて、五体満足で生きられているって、実は僕はめちゃくちゃ運がよかったからだと本気で思うんです。
たくさんの方に「大変だったね」といわれますが、全然そんなふうに思ったことはありません。
無論、その人のストレスや境遇はその人だけのものであり、全ての人が我慢できるものではないかと思います。
生きていればもっともっと嫌なこと、死にたくなることもたくさん出てくると思います。
ですが、あの大災害で全てを失っても、今元気に前を向いている人がいる。
これをどうか忘れないでください。
僕が伝えたいことはこれだけです。
以上とある被災経験のある、サラリーマンの独り言でした😌
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