なぜ、3,40代でも介護が始まるの?
こんにちは。
今回は、なぜ3,40代の若い世代でも介護が始まるのかを考えていきたいと思います。
結論、晩婚化、晩産化、平均寿命の高齢化が大きな要因と考えられます。
1)晩婚化と晩産化
上記のグラフを見てわかるように、平均初婚年齢と平均出産年齢はこの30年間で上昇しています。2019年の平均初婚年齢は夫31.2歳、妻29.6歳で、1990年と比べると夫は2.8歳、妻は3.7歳上がりました。第一子出産時の母親の平均年齢も27.0歳から30.7歳へと、3.7歳上昇しています。
つまり、晩婚化、晩産化によってある程度年齢を重ねてから子供を授かることによって、子供が成人し3,40代になった時には親が高齢になっており、介護の必要性が高まるとされています。
2)平均寿命の高齢化
しゅ
もう一つは、平均寿命の高齢化です。
平均寿命が伸びたことで、介護が必要となる期間が長くなったと言えます。(もちろん、日本の医療技術の発展はすばしいことを前提としたとき)
以前、介護が必要になる年齢は平均75歳前後とお伝えしました。もし仮に75歳で介護が必要になり、平均寿命まで命を全うしたとしましょう。そうすると、R5年での男女の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳なので、3,40代が介護に関わる期間が長くなり、関わる確率が高くなることがお分かりいただけるだろう。
以上のことから、3,40代の若年層でも介護に関わる可能性が高まっていることが少しは納得いただけたのではないでしょうか。
ぜひ、今のうちから介護に関して準備をしておくことをおすすめします。
読んでいただき、ありがとうございました。
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