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子どもを“ご褒美”で釣る、よりよい設計 4月17日(月)の日記

6時30分におきる。

小6の三男ミーも同じ時間に起きてくる。

いつもならこの時間にゲームをする彼だけど、あと3日間(水曜まで)は、ゲームできないペナルティをわたしから食らっている彼。

ゲームもできないのでマンガでも読むか…とソファに座りかけているミーに、

「30分読書したら、今日1日ゲーム復活していいけど、どうする?」と聞く。

「え!いいの?読む!」と食いつくミー。ちょうど日曜に彼が図書館で選んだ本が、本棚にたくさん入っている。

そのなかから「わけあって絶滅しました」を取り、仕事部屋のわたしの横で30分読書。ミーがマンガ以外の本を読むのを久しぶりに見る。

30分後に読み終えた彼は一言。
「面白いよこれ。ママも読みなよ」。

「ご褒美」で子どもを釣ること、最近では肯定的に語られる記事や本をよく見るようになった。

「『学力』の経済学」(中室牧子 著)によると、
大事なのは、その設計の仕方だそう。

「1時間勉強したら、勉強後にお小遣いをあげる」
「テストでよい点を取ったら、誕生日にお小遣いをあげる」

この2つは同じように見えて、まったく異なる2つの作戦なのだそう。

ポイントとしてはこの2点。

・ご褒美をあげるタイミング
・ご褒美をあげる対象の行動

タイミングは、遠い将来よりも近い将来。対象の行動は、アウトプットよりインプット(テストの結果や通知表の成績などより、「宿題をする」「本を読む」など)がそれぞれ効果的。

これを間違えなければ、勉強する楽しさを失わせず、学力を向上させられるはず、とのこと。

上記の本にはさらに細かな運用の仕方もかかれているので、気になる方にはオススメです。

で、ミーの話に戻ると、「30分本を読んだら今日1日ゲームができる」というのは、偶然にも上の条件にばっちり合っていた。

過去に「1ページ1円」(これは違う人の本で読んだ方法)というのも試みたけど、ミーがまったく興味を示さなかった。

すぐにお金がもらえるから「近い将来」じゃんと思っていたけど、今思うと、まとまった額になるまでは道のりが遠すぎて、「遠い将来」と同じ事だったんだなぁと思う。

ミーは明日も読む!と張り切っている。

今日は一人で街へ下りる。

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