プロジェクトマネージャーとして、自律的なチームづくりにおいてタスク管理をどのツールにするのか?を議論していたのだが、プロダクトマネージャーとして得られるものが多かった話

プロジェクトマネージャーのメインタスクと考えられていても異論はないであろうチームのタスク管理。
昨今の複雑で変化の早いプロジェクトにおいては、タスク管理をプロジェクトマネージャーが中央集権的に管理を行うのではなく、チームメンバーがそれぞれ自律的に管理する方がメリットが多い、というかせざるを得ない状況になってきているとおもっている。
その理由としては、タスクやプロジェクトに一定以上のコミットメントを促すのはもちろん、記入内容にある一定以上の客観性・主観性をもたらし質を担保する、という効果もあるとおもっている。

という前提があった上で、いまコパイロツトではユニバさんと一緒に SuperGoodMeetings というツールを開発しているのだが、その開発チームにおいてみんなでタスク管理をおこなうためにどのツールでおこなうか?という話になった。

いろんなアイデアが出たが結論としては、機能的な面はあるもののそもそもアクセスすることの方が大事なので、毎日使うツールにシレッと入っていることが重要なのではないか、ということになった。

そう考えると、Googleではブラウザ版のToDoアプリは独立したものから、カレンダーやGmailの横にペロッとくっつく形になった。なんでこんな変更したのかよく理解できていなかったが、今回の議論でものすごく腹落ちした。
だれが使うんだろうとおもっていたけど、FigmaやDropboxにToDoのテンプレートがあるのもそういうことなんだと思われる。たいした機能もないのに誰が使うんだろうとおもっていたけど、私が毎日使わないツールだからピンときていなかっただけだった。
とにかく毎日使うツールにタスク管理がついていればよい。機能は超最低限で構わない。

プロジェクトマネージャー視点でいろいろ考えはじめた議論だったが、自社ツールを開発しているプロダクトマネージャー視点として、魅力的な機能を追加してわざわざ立ち上げてもらえるサービスをかんがえがちだな、と改めて自省できたよい時間だった。

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