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【ご案内】一般社団法人 社外取締役女性ラボ設立
私が親しくさせて頂いている椿奈緒子さん(メンタリング株式会社代表)が、この度、「一般社団法人 社外取締役女性ラボ」を設立されました。
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<ご報告>取締役会のD&Iにより、企業価値の向上を目指す「一般社団法人 社外取締役女性ラボ」設立
— 椿奈緒子 / 事業メンタリングで新規事業女性を増やす🔥 (@tryal) April 22, 2022
05/16 (月)に設立記念イベントを行います!https://t.co/YDZ59cH6Ln @PRTIMES_JPより
私もこれまで複数の国で仕事をして来ましたが、率直に日本は女性の役員(社内外共に)が少ないと感じます。
・女性役員の活用の仕方がわからない/上手に機能させられない
・女性役員が実力が発揮しきれない/会社の中で孤立してしまう
・女性社外取締役を迎えたいが適任者を見つけられない
・女性社外取締役の経験者が少ない/育成の仕組みもない
ざっと考えただけでも多くの課題があり、「社外取締役女性ラボ」がこれらの課題解決に結びつくことを切に願います。
更に言うと、ダイバーシティーは女性だけでなく、外国人の方、障害をお持ちの方も含めた、従来の「オールド・ボーイズ・クラブ」とは異なる価値観を持った人々を経営メンバーに加えることで価値創造やガバナンス強化に繋げることが目的。
ダイバーシティーを活用して成果に繋げた事例としてはリクルート社が有名です。創業初期の頃は、ベンチャー企業が優秀な男性を採用するのは困難であった為、優秀な女性を大勢採用し、それが会社の成長に繋がった。
詳しい経緯はリクルートの母と呼ばれる福西七恵さんが書籍に書かれていますので、興味のある方は、是非、ご一読ください。
後にリクルート初の女性社長になった河野栄子さん、ぴあの取締役に転進した神山陽子さん、東京ガールズコレクションのプロデューサーになった永谷さん、トレンダーズ創業者の経沢さん、アイランド社代表の粟飯原さんも本書に登場します。
男性の方が正直マネジメントしやすいと思うのは、シンプルに指示しても、主体的に動くから。「仕事というのものは言われたことをやるのが最低限
当たり前のこと」という感覚があるため。でも女性は、単純に「仕事だから」では納得しない。判断基準が組織よりも「自分」になりがち。だから女性の部下には意思決定の背景を説明する。「腹に落ちる」ことで女性は目標に向かって一生懸命働くから。
男性は「やるべきこと、やらなくていいこと」を考えながら進む。どうすれば効率がいいかを考えていて、なかなかゴールできなかったりする。一方で女性は着手が早い。まず目先のことからコツコツ始めて、やり方を意味深く考えずに、目標に向かって小さな積み重ねを際限なく続けていく。
女性の強みは、組織を愛しながらも組織に遠慮がないこと、「個」でいられること。
本書は、2009年発売なので、今読み返して見ると、「仕事というのものは言われたことをやるのが最低限当たり前のことという感覚がある」という価値観は、女性だけでなく、若い男性にとっても違和感があるのではないでしょうか?
最後に、社外取締役女性ラボの設立イベントが、2022/05/16 (月) 17:00 - 19:00にて開催されるそうです。ご興味のある方は、参加されてみては如何でしょうか?
<併せて読む>
椿さんの起業に至る道。
いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。