見出し画像

【ダイエット 中鎖脂肪酸】MCTオイル、そのまま使っても痩せない!

良雄です、

今回は
「MCTオイルで痩せるには、コツが必要!」
をお話します。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「MCTオイルって痩せるらしいね。流行ってるし!」

MCTオイル、
私も使っていますし、
お勧めもしています。

普通の油に比べて
太りにくい油です。

そして痩せる効果も
期待できます。

でも、
なんで痩せるか知ってますか?

知らないでMCTオイルを使っていると、
『太らない』効果しか
期待できませんよ!

『痩せる』効果は
仕組みを知らなければ
上手く引き出せません。

折角高価なMCTオイルを
無駄にしないで下さい!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ダイエット効果あり!」と言われて
数年前から少しずつ流行り始めてきました。

ちょっとした大きなスーパーであれば
国産のMCTオイルが手に入るようになりました。

ですが、
ちょっとお高いですよね(笑)

※海外製はネット通販で安く買えます

「高いから効きそう!」
と私も思って使ってみました。

トクホの食品なんかもちょっとお高いくらいが
効きそうな感じしますよね。

トクホの場合は
トクホの認証を得るために
かなりのコストがかかるので
製造にかかるお金は大したことなくても
販売価格を上げざるを得ない実態が有ります。

詐欺ではないですが、
一概に「高いから効く」というわけではありません。

話が逸れました。

MCTオイルも
どれくらい使えば痩せるのか ? ?
何を使えば効くのか??

とりあえず良い噂は聞くので
買ってみました。

そして
ドレッシング用の油として
使い始めました。

1か月後、
まあ、何の変化も感じなかったですね(笑)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『MCTオイル』は
中鎖脂肪酸トリグリセリドの油と言う意味です。

中鎖脂肪酸とは
脂肪酸の分類の一種で、
ココナッツオイルやパーム核油などから抽出されます。

脂肪酸は分子レベルで見ると、
複数の炭素が繋がっていて、
その炭素の数が増えると鎖のように見え、
少なければ『短鎖』
多ければ『長鎖』
中くらいだと『中鎖』
になります。

長鎖脂肪酸に分類される脂質は
鎖が長く分子が大きいので
そのままでは腸から吸収できません。

なので、
胆汁の力を借り、
カイロミクロンと言うものに変換されて、
一旦リンパ管に入ります。
そしてそこから中性脂肪に変換されて
血管に入っていきます。

そして
中性脂肪になった場合、
体がエネルギーを求めてなかったり、
インスリンが出ている状態では
体脂肪として蓄積されていきます。

「脂質は太る!」
と思われているのはここからきているのでしょう。

しかし、
中鎖脂肪酸は
鎖が短く、分子が小さいので、
そのまま腸から吸収され、
門脈を経由し
遊離脂肪酸として肝臓に入っていきます。

なので
長鎖脂肪酸に比べて、
吸収は4倍速く、
代謝は10倍速い
と言われています。

長鎖脂肪酸のオイルを使っている日々から
中鎖脂肪酸のオイルに変えるだけで、
中性脂肪として蓄積されず
サクサク消費されるため、
太りにくい食事になるのです。

では、なぜ
「MCT オイルは痩せる!」
と言われているのでしょう?

ここまででは
『太りにくい油』
というだけのものですよね。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
各方面で言われている
MCTオイルの痩せ効果は
こんなことが言われています。

「MCTオイルがケトン体を多く作るから!」
「ケトン体を多く作ってケトジェニック(ケトーシス状態)
になるから!」
「ケトジェニックは脂肪を燃やすから!」

など、
まあ、
何となくそれっぽく感じる理由ですね。

でも
ちょっと仕組みから考えると強引な表現です。

確かに
ケトン体は遊離脂肪酸から
肝臓で作られるものなので、
遊離脂肪酸として取り込まれるMCTオイルは
ケトン体を作りやすいです。

しかし
ケトン体が作られやすいからと言って
ケトン体が必ず作られるわけではありません。

ケトン体を作らなくてはならない状態
を用意してあげなければ、
体はケトン体を作ってくれないのです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ケトン体は糖質や脂質と同じく、
細胞が使えるエネルギーの一つです。

食べるものが無く、
エネルギーが無くなってきたときに、
体の脂肪(中性脂肪)を分解して作られるものです。

糖質を食べた時に血糖値が上がりますよね。
その時に出る『インスリンホルモン』は
「血中の糖を優先的に使用せよ!」と
指令を出すホルモンです。

そしてインスリンは
「脂肪は分解するな!脂肪を蓄えよ! 」
とも指令を出します。

なので、
インスリンが出ている時、
脂肪を分解して作られるケトン体は
作られることを抑制されます。

いくらMCTオイルが
ケトン体を作り易くても、
インスリンが出て
作られることの妨害をされた場合は
ケトン体はできあがりません。
逆に遊離脂肪酸が過剰なら
体脂肪として溜め込まれるでしょう。

と言うことは、
MCTオイルでケトン体を作るためには
低糖質な食事、もしくは断食などで
『低インスリン状態』と
『血糖値低下(糖新生が少ない)』の
2つがセットになっていないと
ダメなのです。

そして
その2つがセットの時は
追加でエネルギーが必要になるため
ケトン体を作り始めるのです。

その後順調に
MCTオイル由来のケトン体が消費されると
ケトン体が足りなくなるので、
そこで初めて体の脂肪(中性脂肪)が
分解されていくのです。

痩せ始めるのです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
一方
その2つがセットになっている状態で
長鎖脂肪酸を食べた場合は
体の脂肪は分解されにくくなっています。

なぜなら、
長鎖脂肪酸は体に入ったとき、
遊離脂肪酸ではなく、
中性脂肪の状態だからです。

中性脂肪を消費するには
分解しなくてはなりません。
中性脂肪は分解すると、
遊離脂肪酸とグリセロールの2つに分かれます。

グリセロールはさらに分解され
グルコースになります。
(グルコースが生まれることを糖新生という)
グルコースは糖なので血糖値を再度上げてしまい、
ケトン体が不要になります。

糖新生が優位で
ケトン体が必要なければ
体に蓄えてある方の中性脂肪は
分解されずに残ったままになります。

痩せません。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
長々と書きました。
ちょっと難しかったですよね。

ですが
結論は簡単。

MCTオイルは
『インスリンが出ていない状態』
『血糖値が高くない状態』
のセットでないと痩せない!

と覚えておいてください。

せっかく他の長鎖脂肪酸オイルから
高いMCTオイルに置き換えたのに、
「太らない」という効果だけではもったいないですよ。

効果的に使って
痩せるオイルとして使いましょう!!

※糖新生の減らし方やMCTオイルの食べ方など
もっと効果的な使い方を知りたい方は連絡ください。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
今日のまとめ
「MCTオイルはセットがおススメ!」


冨士良雄


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
追伸1:

今だけ『一生太らないダイエット法の見つけ方』
を無料でプレゼントしています。

「一生ダイエットで悩み続けるのは嫌!」という方は
下記リンクから無料メルマガに登録してください。

記事では表現の問題上、削除されて
しまうようなことをメルマガにてお話していきます。

【無料プレゼント、無料メルマガ登録フォーム】
https://saipon.jp/h/bfx519


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
追伸2:

以下のフォームに
あなたが今どうしても解決したい
ダイエットの悩みを書いてください。

本気で書いてくれた方には
順番に個別回答をしていきたいと思います。

【あなたの悩みを教えてください】
https://forms.gle/tRS7Zbsnb2yqcdob7

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?