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【ダイエット カロリー】カロリーオフすると痩せるというのは幻想。逆です!

良雄です、

今回は
「痩せるためにカロリーオフしちゃいけない」
をお話します。


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昔からいろいろなところで
「ダイエットのためにカロリーを抑えましょう」
って言われてますけど、
それって本当ですか?

「誰かが言っていたー」
とか
「雑誌に書いてあったー」
とか
「TVで言ってたー」
とかじゃありません?

確かに、
スーパーやコンビニに行けば
カロリーオフの食品を多く見ますし。

食品メーカーは「低カロリー」って
分かりやすいキャッチコピーを書いておけば
販売数を伸ばせますし。

「カロリー50%オフ!!」
とか書けば消費者も理解しやすいですしね。。。

けど、
カロリーオフした食品は味が悪ならないように
代わりに混ぜているものがあるの知ってますか?

「ハイカロリー」を一括りにして悪者にしてませんか?

ブロッコリーの100kcalとコーラの100kcalは同じですか?



カロリーオフしたからといって痩せませんよ。

むしろ痩せるためにはカロリーを増やす必要があります。


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簡単な式を書きます。

(食べたカロリー)-(消費カロリー)=(余ったカロリー)

よく言われるのは
「余ったカロリーは脂肪になって太っちゃう」
だから
「食べるカロリー抑えて、運動して消費カロリー増やさなきゃ!」
って思うのが普通です。

でもこれって間違い。
こんな単純じゃありません。

今回は「消費カロリー」について深堀します。


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消費カロリーは体が使うエネルギーなので、
「総エネルギー消費量」
と言われます。

「総エネルギー多消費量」は下記①~⑤の合計になります。
①基礎代謝量
 →呼吸、体温維持、心臓拍動、脳機能、肝臓腎臓機能等
②食事誘発性熱産生
 →食べものによる消化吸収時の熱発生
③非運動性熱産生
 →日常生活での動きによるエネルギー消費、熱の発生
④運動後過剰酸素消費量
 →細胞修復、燃料補充、運動後の回復
⑤運動によるエネルギー消費量
 →運動時に使われるエネルギー消費

「じゃあ③④⑤を増やすために運動をすればエネルギーを消費できるのね!」

間違いではないです。
しかし、効果は大きくありませんし、
代償作用もあります。

男性の平均総エネルギー消費は
一日当たり、2500kcalと言われています。

運動をした場合、
45分のウォーキングでは104kcal、
(2500kcalに対しては約4%)
7㎞のジョギングでは450kcal、
(2500kcalに対しては約18%)
程度にしかならなりません。

ということは、消費カロリーのほとんどを
運動以外で消費していることになります。
期待するほどの消費にはなりません。


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「じゃあ、①の基礎代謝を上げれば良いのね!」

その通りです。

「でもどうすれば?」

答えは
「食べるカロリーを増やす」
です。

「は?」

と思われるかもしれません。
ですが事実です。

人間には現状を維持しようとする機能があります。
(恒常性維持機能:ホメオスタシス)

食べ物のカロリーが少ない場合、
呼吸や体温を下げ、心臓の拍動数も抑えて、脳の血流も下げて
何とか体を省エネモードにします。
燃費が悪いままだと、体が維持できなくなるからです。
冬眠動物を想像してください。

逆にカロリーが多い場合、
呼吸を増やし、体温を上げ、血流も上げて、
摂取したカロリーを消費しようと
体は自動調整し、燃費の悪い状態にします。

この自動調整は
エアコンや給湯器のサーモスタットのようなもので例えると
イメージしやすいと思います。

※興味のある方は
「ミネソタ飢餓実験」、「イーサンシムズ過食実験」
等を調べてみると面白いです。


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また先程、
「運動すると代償作用がある」
と言いました。
「総エネルギー多消費量」は①~⑤の合計であるので、
食べたカロリーが変わらなければ、
カロリーは運動に消費されて
基礎代謝にまわせるカロリーが減ってしまいます。

なので、
運動したのに食べる量を増やさなければ
基礎代謝が減ってしまうことになります。

せっかく運動したのに勿体ない。。。


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「でもやっぱりカロリーを増やすと太るんじゃないの?」

そうです、
そこで注意が必要です。
普通の食事をそのままカロリーを増やすと
やっぱり普通に太ります。

なぜ太るかというと、、、

増やしたカロリーの中で
「糖質」
も相対的に増えるからです。

「糖質」は肥満の要因の大きな一つ。
(唯一の原因ではありません)
糖質を抑えて摂取カロリーを増やすことが
痩せるための一つのピースになります。

詳しくはまた後日。


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今日のまとめ
「カロリーを増やし、燃費の悪い体にする!」


冨士良雄



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