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Twitterでの今年の私的ベスト日本酒上半期10選集計ランキング 2021年版

さてさて下半期がスタートして1週間がたとうとしております。

この時期、Twitterのハッシュタグで

#今年の私的ベスト日本酒上半期10選

というのがあります。

これを日本酒好きの方々がツイートしてくださるので、非常に参考になる。

と、言うことで2021年もとりまとめてみました。

年間は個人的に忙しいため、いつも上半期だけ集計という…

2019年はこちら

2020年はこちら

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尚、2021/06/01~2021/7/6(AM)までの情報です。大体120人ほどで1157票集計しました。必ずしも10挙げているわけではないのでこのような数字です。

今年も皆さん確り特定名称や酒米だとか細かく商品が記載されていましたが、集計が多岐に渡るので、大ざっぱな銘柄でまとめました。

当然、ものが変われば味も変わるので、あくまでお遊びとして参考にして頂けたら幸いです。

今年も折角なので20位まで発表。一応出典のリンクに飛べば購入できるようにしました。売り切れもあると思いますが・・・

19位(同率19票):榮光冨士(栄光冨士)/冨士酒造(山形)

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出典:Amazon

昨年も20位でランクインしておりましたが、今年も貫禄のランクイン。やはり季節限定酒が人気でしたね。ちなみにツイートすると蔵元さんから高確率でイイねやリツイートをして下さるので結構嬉しいです。

19位(同率19票):あべ/阿部酒造(新潟)


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出典:Amazon

2016/07/01スタートの銘柄ですが、3年連続ランクイン。個人的には特定のエリアのお米だけ作った圃場別シリーズが好きです。

14位(同率13票):作/清水清三郎商店(三重)

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出典:Amazon

ガンダム好きには外せない作ですが、もはや関係ないほどに人気の銘柄。何故昨年一昨年とランクインしてなかったのか不思議なくらいです。上品でキリっとした味わい。

14位(同率13票):田酒/西田酒造(青森)

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出典:Amazon
依然としてプレミア酒の田酒ですが、今年は青森県三蔵が同じ青森の酒米で醸す、三ッ友恵プロジェクトがあったりと色々仕掛けてたイメージです。僕も三シリーズ買わせて頂きました。

14位(同率13票):鍋島/富久千代酒造(佐賀)


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出典:Amazon

前回12位の鍋島が14位。最近さらに盛り上がってきている九州の日本酒の先駆け的存在だったようにも思えます。ワイングラスで是非。

14位(同率13票):寫樂(写楽) /宮泉銘醸(福島)

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出典:Amazon

昨年は7位からきっちり入ってくる寫樂。すっかり福島は会津若松を代表する銘柄ですね。単品でも料理に合わせても楽しめるバランスが良いお酒だと思います。

14位(同率13票):たかちよ/高千代酒造(新潟)

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出典:Amazon

たかちよが初ランクイン。森のくまさんが特に人気だったように思えました。甘味と旨味に定評があり、新潟の淡麗辛口のお酒のイメージも最近どんどん変わっていってますね。

12位(同率14票):而今/木屋正酒造(三重)

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出典:Amazon

もはやプレミア酒代表とも言えるようになった而今。説明不要の存在感でランクイン。

12位(同率14票):花陽浴(はなあび)/南陽醸造(埼玉)

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出典:Amazon

その名の通り華やかな香りと味で大人気の花陽浴。これもまた今や有名なプレミア酒です。同蔵元の藍の郷も花陽浴とは全然違う味わいなのですが、食中酒としてもばっちりで好きです。

10位(同率17票):廣戸川/ 松崎酒造店 (福島)

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流石、全国新酒鑑評会で金賞受賞数8回連続日本一の福島県。廣戸川も令和二年度、金賞受賞しております。それも福島県開発の「夢の香」使用という地元を上げる気概が素晴らしい。初ながらも納得のランクイン。

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10位(同率17票):鳳凰美田 /小林酒造(栃木)

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出典:Amazon

僕の地元栃木県の中でも南部、小山のお酒。香り高く、もはや必要ないくらい有名ですが、個人的に応援してます。ちなみに君の名はで有名な新海監督の過去作、秒速5センチメートルで小山駅が出てきます。

9位(20票):AKABU/赤武酒蔵(岩手)

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出典:Amazon

前回8位から1位下がっているように見せかけて票数は7票伸びております。2013年の復活からもう定番人気酒。迷ったときは買うくらい好きです。

8位(21票):ソガペールエフィス /小布施ワイナリー(長野)

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出典:Amazon

ワイナリーながらも限定で発売される日本酒が今年もランクイン。ヌメロ フィスが特に人気でした

6位(30票):十四代/高木酒造(山形)

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出典:Amazon

昨年、一昨年と2位から今年は6位。まさかというか流石というか。噂によるとコロナで3割作るのを減らしたとのことですが、影響があったのでしょうか。ともあれ実力は相変わらずです。

6位(30票):仙禽 /株式会社せんきん(栃木)

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出典:Amazon

昨年はHope!が人気でしたが今年は圧倒的かぶとむし人気。時期的なものもあるでしょうけど、大人のレモンスカッシュのクオリティは年々上がっております。クラシック仙禽もよく投票されていました。

5位(31票):光栄菊 /光栄菊酒造(佐賀)

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出典:かどや酒店

2019年12月から発売開始した光栄菊が今年も5位。もはや大人気でプレミア化間近ですね。低アルコールのムーブメントを作っているように思えます。


4位(20票):総乃寒菊/寒菊銘醸(千葉)

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注目されてはおりましたが、なんと突然の5位以内ランクイン。特にBeyondXが人気でした。今後も期待大です。

3位(37票):信州亀齢 /岡崎酒造(長野)

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昨年の16票から倍以上伸ばして同等3位。特に殿堂入りと書いている方も多く認知度が高まっているのを感じます。

2位(39票):天美/岡崎酒造(山口)

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出典:Amazon

初ランクインでいきなりの2位。信州亀齢と同様、殿堂入りと書く人も。最近は女性杜氏の方の躍進が目立つように感じます。これからも期待したいです。

1位(59票):新政/新政酒造(秋田県)

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出典:Amazon

予想通り新政です。3年連続1位!とはいえ、今回もNO.6やカラーシリーズ、陽乃鳥なども新政ってくくったわけですが、それでも10選のうち新政ブランドを複数上げている方多数。

それだけ新政というブランドが愛されているわけですね。特に今年はNo.6の10周年なので、1位も納得です。

まとめ

十四代がランクを落としたことも分かる通りコロナの緊急事態宣言が大きかったように思えます。

皆様、自宅で購入したお酒からの選出も多く、所謂プレミア酒を飲む機会が減った影響が強かったのかなと。

また、昨年と集計数はそこまで変わらないながらも、票数が集中したのも印象深かったです。

昨年は新政が十四代にダブルスコアをつけての1位ではあるものの、かなりの銘柄を集計した新政に対し、天美や信州亀齢は銘柄数はさほど多く無いながらも票数を集めました。

また、惜しくも20位以内には入りませんでしたが、澤乃花のボーミッシェル、彩來 (さら)、醸す森といった銘柄が今年急浮上。来年に期待です。

コロナで厳しい状況ながらこれからの新しい風を感じました。

今回も集計作業に画像の分を手打ちしたり文字省いたりと、中々に苦労しましたが、その分楽しめました。

また来年!

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