【五反田】ゆらりの京風おでんが五臓六腑にしみわたる
12月ともなれば、寒くなるし、忙しいしで「そろそろ季節もきつくなーる」ってもんです。
そんな師走イズムな我々はどうすればよいか。
お出汁のしゅんだ京風おでんを食べるべきなのです。
訪れたのは五反田のゆらりさん。五反田在住の友人が行きたいところがあるというので連れて行ってもらいました。
※あれ、祇園に来ちゃったかな?という佇まい。
※本日のお勧めが店頭にあるとぐんと入るモチベーションあがりませんか?
※日本酒が充実している模様。シックな雰囲気でも店頭でお店のスタンスが分かると入りやすい。
店内は非常に綺麗です。3名なのでテーブル席。奥にはカウンターがあるようです。
さて、まずは喉を潤しましょう。
※飲み口薄めのグラスとクリーミーな泡。ビール一つで期待感が高まる。
お通しは、魚卵の煮つけ。臭みなく、お出汁との調和がたまりません。おでんが楽しみになって来た。
と、本日のお勧めから真鯖の味噌煮。
※きれぇーに皮が残っている。
味噌煮だけど上品な味!骨まで食べられて丁寧ににつけられているのが分かります。それにしても、煮魚のゴボウって旨すぎやしません?
同じく本日のお勧めから真イカの肝入り干物。
※都内唯一かも?とメニューにあった。レアリティに食いついてしまう。
干しホタルイカといかの塩辛を足して二で割って10倍したかのような旨みの暴力。これは日本酒だ!
※本日の日本酒から、十四代本丸。レアリティに食いついてしまう。
基本、日本酒の価格はグラス(120ml)500円~700円。メインの価格帯が680円。そしてこの十四代も680円。いやー、ありがたいです。
なんせプレミアでamazonなんか一升瓶34,000以上しますから(2018/12/06現在)。
フルーティな香りですが、本醸造的なキリっとした後味もあり食中酒としても問題ないです。
さて、そろそろ本題の京風おでんを頼みましょう。
※キングオブオデン大根。もし自販機にこの出汁が入っていたら確実に「やさし~い」ってなる。
関西出身でもなんでもないですが言わせてもらいます。
しゅんでる
このお出汁の透明感たるや!大根も芯の甘いところを使われおり優しいお味。とろろ昆布に鰹節で旨さマシマシです(表現の品のなさ・・・)。
※小葱に関西を感じる
一人ずつ、一品ずつ器が分かれているので玉子など色が濁りやすい食材を頼んでも影響なし。そして切ってあると食べやすくて嬉しいです。
※春菊が旨いと思う歳になってしまった感はある。
本日のお勧めの春菊のおでん。その発想はなかったです。しかし、御浸しでも食べられる春菊なので上品な出汁との相性はばっちりでした。
当然日本酒も進みました。
※割と甘口でキレが良いお酒が多かったように思える
季節を感じられる気の利いた一品、体を芯から癒すようなおでん、忙しく身も心も消耗するような日にふっと一息をもたらしてくれるようなお店でした。
ゆらりふらり向かい旨い
おでんはきっとふんだんに
とられた出汁にたっぷりつかり
つまり食べりゃ暗い気分がふわり
店名:ゆらり
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13154515/
電話番号:03-3495-1660
住所:東京都品川区西五反田1-26-10
営業時間:17:30~24:00(L.O.23:00)
金曜 17:30~26:00
土曜日17:30~23:30(L.O.22:30)
定休日: 日曜日・祝日
※2018/12/6の情報です。