治験にいった思い出

皆様、治験をご存知でしょうか。

端的に言ってしまうと薬を発売する前に人間で試すことです。

人体実験じゃんと思われがちですが、はっきり言ってピンキリです。

まず犬や猫において薬を試し、その後人で試すわけですが、それにおいても何段階かあったりします。概ね少人数から大人数となるわけで、ぶっちゃけるとリスク・拘束時間で謝礼金が変わります。

僕が参加したのは、もう15年ほど前になりますが3泊4日を3回。

まず、健康な成人であることが前提条件なので、事前に健康診断をしました。

交通費と謝礼金がこれだけでいただけるので結構、お得であったりします。8000円くらいだった気がします。

そして、無事治験が出来るとなったら、スケジュール通り病院に泊まりました。

3泊4日、病院内から出てはいけないので、ひたすら友人と病人に置いてある漫画を読みました。当時はスマホもありませんでしたからね。

気になる副作用ですが、糖尿病の薬のジェネリックだったので、まぁ特に何もないだろうという具合。

一日の流れは、初日は夕方集合。お弁当を食べます。確か味噌汁の具がもやしだけだった。

次の日は朝6時起床。6:15にショ糖(ほぼガムシロップ)を200mlほど一気飲み。

6:30から15分おきに採決を4回、30分置き2回、1時間後1回。あとはベッドの上でゴロゴロするだけです。
3日目もう片方の腕で同じスケジュール。
4日目シャバへ解放。

これを糖尿病の薬あり、ショ糖一気、糖尿病の薬なし、ショ糖一気、糖尿病の薬飲みというった3セットで3回分行きました。

気になる報酬は78,000円でした。

ベテラン治験参加者の方曰く、結構ハードだったとのことで、ヤバイ薬やってる人並に、腕が注射後になりますし、寝起きショ糖一気が本当結構きつかったです。

しばらく、ガムシロップが苦手になりました。

でも、時間があるうちは結構お勧めですね。ただ、一回治験を行うと、半年は治験に参加できません。

ということで、自分は一緒に受けた友人と半年後、治験を受けた病院から、別の病院の治験を紹介されたのでまた健康診断をしたのですが、

尿に血の混ざり有ということで、NGでした。

なんだろう、悔しい。

そんなことを最初の治験の病院に行ったところ

「あそこは結構厳しいからねー。うちなら大丈夫なのでまた受けてくださいね!」

いや、それはそれで不安だぞ!!

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