映画JOKERに心底がっかりした件

ちょうど昨日、映画JOKERが面白くなかったっていう話noteに近々書こうかなって思っていたのですが

朝方の変な時間に目が覚めて、なんとなくnoteのオススメに上がってくる記事をサーフィンしていたら、めちゃくちゃ面白い人を発見して、フォローは今のところ誰にもしない方針だからしなかったんですが

どの記事も面白いからたくさん読んでたら

なんとその中にJOKERがマジでおもしろくなかったっていう記事があって、しかも意見がほぼ一緒!そしてクエンティン・タランティーノの映画をご覧になるところも趣味が同じで嬉しい。ファンすぎる。私と同じ!ていうなんかおこがましい感じの喜び方をしてしまい申し訳ございません。でも同意見の人見つけたときって素直に嬉しくて、、、。

なにこれ運命!!と思ったため、書くなら今だと思い記事を書いている朝方5時です。&フォロワーがめちゃくちゃ多い方だったので、おそらくこんなところ読みはしないと思いますが、もともと書こうとしてた話であって決してパクってるわけではありません、というアピール。

さて本題。

完全にJOKERとダークナイトを知ってる前提の書きぶりとなってしまいます。私はJOKERを見る何年も前にダークナイトを観ていたく感動し、DVDも買いました。映画は雑食のためアメコミに特別興味があるわけではなく、バットマンシリーズを観るのも初めてだったのですが、正義の中にも闇があり、悪の中にも真実があるようなストーリーが素晴らしいと思いました。そして何よりセンセーショナルだったのは、JOKERのキャラクターです。

次の行動の予測ができない底知れなさと狂気、残忍さ、知性、とにかく存在感バツグン!!!!マジで怖い!!絶対街で出会いたくない!

ちょくちょく、過去にトラウマがあるようなセリフが挟まったりしてましたが、どこまで本気で話しているか全然分からないから、ジョーカー本人のことなのかなんなのか、こちらには分からない。で、そんな稀代の悪役に過去に何があったかを映画にしたのが、「JOKER」なのです。

公開されて金獅子賞取ったっていうのも聞いてて、期待しかなくてDVDが出るのを心待ちにしていた。買おうか迷って、いやまて観てからにしよう、となんとか我慢してネットのレンタルで観た。

その結果、、、

がっかりすぎました。


以下ネタバレあるためご注意ください。巻き込まれネタバレでテレビドラマMIUのネタバレも含んでますご注意ください。

なぜこれが金獅子賞なのか1ミリも理解できない。金獅子賞って聞いたら今までは信頼して観てたけどこれからは疑わなくちゃならない勢い。なんていうか、あんなに底知れない魅力を持っていたジョーカーに、よくもこんなに底の知れた過去を公式設定として作ってくれたものだという感じ。

コメディアンをするしかない理由がない。病気の母親を抱えながら、他の仕事に着かずにコメディアンの道を選んでいることにどうしても突っ込んでしまう。コメディアンとしての才能があるならまだしも、全然うけてないし精神病んでるし。終止、自分で不幸になりにいってる感が拭えない。迫ってくるものがない。

そしてその頭の悪さがどうしてもダークナイトのジョーカーとは結び付かない。もっと賢くて知性があったよ!ダークナイトのジョーカーにはさ!もっと、のっぴきならない事情を描いて欲しかった。

最近やってたドラマ「MIU」で菅田将暉がやってた悪役は服装も相まってジョーカーを多少なりともオマージュしてるのではと思って観てたのですが、最後捕まったときに一切動機は喋らずに「俺はお前たちの物語にはならない」というエンドにしたことに拍手したい。ジョーカーも過去なんか書かずに、ぼやかしたままにしてれば最高の悪役のままだったのにと思わずにはいられない。

以上、偉そうにいろいろ語りました。お読みいただきありがとうございました。

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