いい人ってなんだろう

職場で、自分から見たらいい人に見える人が、悪い人みたいに言われていて、自分から見て嫌な人が評価が高いことが多い。

この現象は一体なんなんだろうと思っている。

一見、きっちりしているように見えるけれど、よく見たら自分に面倒な仕事が来ないように周囲に判断や仕事を押し付けている人。自分の城を必死で守っており、そこから出てこない。自分で判断をしないで、言われたことは完璧にこなすので、他部署からの評価は高いけど、責任を持つ仕事に挑戦してないがゆえに、失敗が少ないのだ。リスクをしょって前に出ている人とは戦っている土俵が違う。同じ部署の人間からしたら、やっかいなことを人に押し付けておいて、なんで評価が高いのか納得いかない。

人当たりはいいけれど、自分が一番上であることをいいことに、後輩に質問しまくり、答えをもらおうとする人。失敗したときに、話をすりかえて責任逃れする人。他人の尻馬に乗り、言いやすい人のことばかり責める人。

優しそうに見えるけれど、もめたくないが故におかしなことでもいい顔をしてそのまま通してしまう人。その人の後任がそのとき決めたことで困ることになる。

逆に、一見悪い人に見えるけど、いざというとき必ず責任を取る人。困難な仕事に挑戦し、前に出ていく人。言いにくいことを指摘してくれる人。こういう人の方がよっぽどいい人だと思うのだが。

なんで、みんなおかしいところに気づかないのか？雰囲気しか見てないのか？ずっと不思議だ。違和感しかない。