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アルバイトをやめさせられた話
昨日の私に立てられた「思わぬ悪評」を読んで、数人が直接メッセージをくれた。
この質問、実はちょっと答えるのが難しい。
いや、そもそも法律上、アルバイトを「辞めさせる」なんて出来ないじゃないかと言われればその通りだし、かと言って自ら望んで円満退社、というわけでも全くない。
というわけで、バカみたいに安直なタイトル通り、私がアルバイトを「辞めさせられた」話の経緯を書いていこうと思う。
「辞めさ
アルバイトを辞めさせられた話④
アルバイトや社員のかたと、仕事終わりにご飯に行ったりするようになる中で、特によくお誘いをくれる人がいた。
私よりも少しばかり年上の社員のかたで、私のようなウェイトレスではなくキッチンを担当していたかただ。
約半年ほどご飯に誘って誘われてを繰り返すうちに、私とその人は恋人関係になることになる。なのでここでは彼、と呼ぶことにしよう。
私にとってはアルバイトで荒む気持ちを、彼と過ごす時間で少なからず
アルバイトを辞めさせられた話⑥
「辞めさせる?誰が、誰を?どうやって?」
目の前にいる彼はただ事実を伝えてくれただけで、何ひとつ罪などないのに。分かっていながら、私は自分の声を低くして詰め寄ることを止められなかった。そんな私を落ち着けるつもりでなのか、彼はそっとまだ残っている私のアイスコーヒーのグラスを少しだけ私に寄せる。私は素直にそのグラスを手に取って、一口だけコーヒーを含んだ。
「…ムカつくって、子どもかよ」
自分
アルバイトを辞めさせられた話⑦
東京にいたことを理由に、シフト希望を出さなかった私。
するとシフト希望の提出期限を過ぎた2日後、ついに女店長から連絡がきた。
『シフトについてお話があります。お忙しいところ恐れ入りますが、一度お店に来ていただく時間はありますか?』
この人、ちゃんと社会人だったんだな。と、失礼も承知だが本気で思った。
慇懃無礼とも取れるバカ丁寧なメッセージに、私も必要以上に丁寧な返事をした。とんとんと話は進
アルバイトを辞めさせられた話⑧
「私が辞めてほしいから、辞めてもらう」
私は熱に浮かされた頭で、一体どんな言葉を返すのが正解だったんだろうか。やけに勝ち誇った顔の女店長を、私は黙って見つめることしか出来なかった。
その私の無言をどんな風に捉えられたのかは分からないが、そこから女店長は苛立ちを隠そうともせずに、今までの私の行動とそれに対する見解を長々と話し始めた。
私の憶測にしかすぎないけれど。女店長の中で、私はとんで