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体重100kgの母親から生まれて

「お母さんはなあ、昔は太ってたんよ。100kgあった。」

何度も聞いて育ってきた。言われなくても風呂場で体をみれば分かる。
今は中肉中背の普通のおばさん。
痩せてはいないが、飛び抜けて太ってもいない。

「あの親にして子あり」
とだけは言われたくないと幼少の頃から思っていた。
それでも痩せることは難しく、普通ね・・と言われる体型で育ってきた。
祖母、母ともに料理が得意で、「おいしい」と言って食べていると作ってくれた。自分で作れるようになろうという気はサラサラなかった。おかげさまで今も全く料理ができない。挑戦しようとしていないことが大きのかもしれないが。

社会人になり、自分のためにお金を少し使えるようになり、ヨガとキックボクシングを始め、痩せた。BMIが痩せ型と普通の境界線くらいになった。
太ももの間に隙間ができた時は感動した。100kg太れる母を持つ子でも、こんなことができるのかと。遺伝に勝った気になって嬉しかった。

やっぱり痩せると自信がつく。
ショートパンツが履きたくなったり、ノースリーブを着たくなる。

でも維持するのも大変。
綺麗な姿を想像し一時的に食欲を止めても、一度寝るとお腹が空く。

食欲の秋はまじで大敵。

やっパリ上手に食べて上手に寝る。
これを習慣にする。これが1番大切なのだろう。

プチ断食やプロテインなど、現代はさまざまなダイエット方法があるが、何が自分の体に合うのか、お金が続くのか、、、
これからも闘っていくのだろう、、

私はきっと100kg太れる遺伝子を持っている。
いつ太るのだろうか、ふとした時にそう思う。
痩せることに取りつかれないように健康的に生きるきっかけを身をもって与えてくれたのですよね、母上。

綺麗に健康的に過ごしたい。

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