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大阪の商店街が変わって行く

リタイア生活を株式投資で楽しむ妄想エッセイ

私の散歩コースのひとつに、商店街をぶらり歩くコースがある。定期的に歩いていると、その変化に気づく。

それは、外国人についての変化である。感染症が流行する前まではそんなに目立たなかった外国人が、大阪の中心部でもない商店街にまで加速度的に増えてきた。

昨年までは韓国人が目立っていた。特に若いカップルが多かったように思う。今年に入ってからは中国語を話す人が目立つ。台湾の人なのか、中国の人なのか正直なところ私には分からない。

中国人は声が大きい。商店街を大きな声で喋りながら歩く。最近多く見かける中国人は旅行者という感じではない。

自転車に乗って子供ずれで買い物に行く姿は大阪のおばちゃんと変わらない。ママ友同士で楽しそうに話しながら歩くのも大阪のおばちゃんと似ている。違うのは言葉が中国語だということだ。

最近、商店街の近くの市場の中にあった八百屋さん、魚屋さん、雑貨屋さんの3つの店が閉店になった。するとその後に中国資本の中国食材店がオープンした。店員も中国人だし、客も中国人である。日本語は使えないような雰囲気だ。

売っている食材は、中国から直輸入した食材のようだ。日本人にはなじみがないものばかりだ。近所に中華料理の店が増えている訳ではないので、明らかに近所に住み着いている中国人が増えているのだろう。チャイナタウンが大阪に出来る日も近いような気がする。

何かのニュースで聞いたことがある。中国人が日本の在留資格を得ることは比較的簡単らしい。日本に不動産を買って、不動産事業の経営・管理をするということで合法的に在留する人が増えているらしい。

日本の不動産が外国人によって買い占められているというニュースを聞いたことがある。その多くは中国人らしい。中国では期限付きの土地使用権しか得られないが、日本でなら土地や不動産を永久に自分の財産にすることが出来る。

そんな状況を見ると、日本は中国によって経済的に侵略されているようなものだ。テレビでは尖閣諸島の軍事的侵略問題は取り上げるが、実際に深く広く侵略が進んでいるのは、日本の国土を合法的に所有し、移住する経済的侵略だ。

先日配布された区役所の広報紙にも、外国人が日本の小中学校に入学する手続きについて大きなスペースを使って案内されていた。いまや、普通の学校でも外国人の入学者が多くなっているようだ。

私はこのままでは日本の未来はどうなるのだろう?と心配になってくるが、世の中ではこんな話題は避けているように見える。みんなどう思っているのだろう?

防衛予算を増やしたいから、尖閣問題を取り上げたり、ミサイルのアラームが鳴ったりする。地震関連予算を増やしたいから、巨大地震注意を発表する。医療費を増やしたいから、感染症流行の警鐘を鳴らす。私には何が正しいことなのかもう分からない。
<了>





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