見出し画像

無職・年金受給者から自営業へ

リタイア生活を株式投資で楽しむモト3の妄想エッセイ

株主になると会社から株主総会招集通知とか株主通信などの郵便物が送られてくる。時々郵便物の中に株主アンケートが添付されている場合がある。

私は、暇があるから、いや会社に貢献したいから極力アンケートに回答しようと思っている。

アンケートは、まず性別は? から始まり、年齢、職業へと進む。ここで私は今まで「無職・年金受給者」という項目を選んでいた。確かに定職もなくアルバイトもしていない。リタイアした後は年金を貰っているのだから年金受給者に間違いない。

ただ振り返ってみれば、私は毎日何もせずボーっとして年金で暮らしっている訳ではない。月曜から金曜までは毎日ネット証券の自分の口座から保有株の値動きを確認している。

大きく値動きしている株があれば原因を調べてみる。注目している株が値下がりでもしていたら後悔しないようにさっと買うようにしている。

お気に入りのYouTube動画にも目を通す。およそ6本ぐらい毎日見て勉強している。自分と同じ目線で分析している人の動画を見ると、自分で調べる手間が省けるので便利だ。

そんなこんなをしていると、すぐに半日が過ぎてしまう。自分は無職ではないのだ、と実感する。退職金など手元の現金が日本株式にほとんど変わっていきつつある。

それと共に受け取る配当金の額も年々増えている。配当は年金にはるかに及ばないけれど投資という立派な労働の対価だ。決して世で言う不労所得ではないのだ。

会社員として働き正しく所得税・住民税を払い、健康保険税を払ってきた。手元に残った現金でリスクを負いながら株式投資をしているのである。

だから私はこれから自分のことを投資家と呼ぼう。ファンドマネージャーと言う呼び方でもいい。自分のお金の投資先を自分の責任で決めて運用する。なんとカッコいいではないか。

今年から始まった新NISA。6月までに日経平均は年初より18%上昇しているのに、私の新NISA口座は+2.4%で辛うじて含み益が出ている程度だ。投資枠があと1/3残ってるので後半戦で挽回したいと思う。ファンドマネージャーの名に懸けて。
<了>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?