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職場の「裸の王様」はどこにいる??

38歳で6回も転職しますと、色々な方に出会います。

個人的にやっかいなのが「裸の王様」状態のベテラン社員です。

「お局様」も似たような意味合いで使われる言葉ですね。

私は職人の世界から、一族経営の中小企業、大手JTC、スタートアップ、外資系企業と様々なカルチャーを渡り歩いてきました。

転職理由は様々ですが、せっかくなら色んな景色を見てみたいという好奇心で仕事選びをしてきました。

※妻からはバカ野郎と思われていますが・・・

せっかく色々な会社を渡り歩いてきたので「裸の王様」や「お局様」のカルチャーごとの特徴について解説してみます。

完全に個人の見解によるものです。

職人の世界の「裸の王様」

職人の世界に裸の王様がいるのか?

いるんです。

裸の王様というか、基本こんな感じですけどね。

みなさん一人一人が王様(親方)です。

個性が強すぎて裸でも違和感ないレベルなのが職人の世界。

男の世界なので、当然のことながらお局様はいませんが、もしかしたら事務職の親方の奥さんなどが該当するかも?

一族経営の中小企業の「裸の王様」

一族経営であれば、社長が裸の王様と思われるかもしれません。

しかし、一番は社長の跡取り息子が裸の王様であることが多いように感じます。

私が一緒に働いていた社長の息子も、絵に描いたような「ドラ息子」で好き放題、やりたい放題なお坊ちゃまでした。

そして社長の奥様、ドラ息子のお母ちゃんがお局様であるケースが結構高い。

そりゃぁ家族で経営している訳ですから、しょうがないですよね。

外部がとやかく言う隙がありません。

一族経営の会社に勤める際は、いかに一族のファミリーになれるかがカギです。

そう、こんな感じに。

大手JTCの「裸の王様」

はい、みんな大好きJTCです。

言わずもがな、ベテラン社員、嘱託のおっちゃんが裸の王様になります。

さらに女性社員が働いている職場であれば「お局様」もセットでいます。

年功序列ですくすくと給料も役職も上がり、スキルは二の次三の次で「偉い人」になっている人が多いこと。

窓際族、妖精さん、Windows2000なんて揶揄されている方々で、傲慢な人が該当します。

仕事をブラックボックス化し「俺しかできねぇ」「俺がいねーと回らねぇ」が口癖です。

過去の私のようにここでケンカしてしまっては、長い長いJTC人生を送ることはできません。

長く腰を据えたければ、うまくヨイショして乗り切りましょう。

特にお局様は敵に回すと非常にやっかい。

なぜか人事より影響力を持っていたりします。

謎に守衛所のおじさん、食堂のおばちゃん、掃除のおばちゃんと仲良いのも裸の王様とお局様の特徴。

ムラ社会のようなネットワークを駆使して戦ってくるので要注意。

JTCはハ〇ちゃんくらいの図々しさとメンタルがないとダメ。

スタートアップの「裸の王様」

ベンチャー企業も含みますが、とにかくスタートアップはルールがほぼないに等しいので良くも悪くも無法地帯です。

当初は以下のような感じをイメージしていました。

少数精鋭ってこんなイメージですよね。

実際は先ほど紹介した職人の世界に近かったです。

一人一人が親方なので、チームプレイというよりは声の大きい人に流されていきます。

その声の大きい人が裸の王様になりがち。

こうやってルールが少しずつ作られていくんだな~と、成長過程の会社を見るいい機会ではありましたね。

「○○がこんなこと言ってた」「あいつは信用できない」など、スパイ映画さながらな社内政治もスタートアップの特徴ではないでしょうか。

外資系企業の「裸の王様」

実力主義の外資系企業で働いてみた感想と言いますか、雰囲気を一撃で表すと以下のようなイメージです。

間違いなくこんな感じ。

私の勤めた会社は20代なんていませんでしたし、引継ぎもできずに(せずに)残った大ベテランばかりでした。

JTCより平均年齢は高かったと思います。

ただしJTCと大きく違うのは、裸の王様になる人は速攻で干される(クビ)ので、現役バリバリのおじさんとおばさんが残っています。

まさにエク〇ペンタブルズ。

ちなみに私はチームお局様に駆逐されて休職した側の人間です。

まさに弱肉強食の世界でした。

まとめ

結論、どこの会社にも勤続年数が長ければ「裸の王様」や「お局様」は程度の差はあれど存在します。

うまく味方につけるのか、避けてやり過ごすのかは人によりますが、私の経験が少しでも役に立てば幸いです。

こうも転職を繰り返していると、もしかしたら自分自身が裸の王様なのかもしれませんね。

ちなみに参考にした映画はどれも私のお気に入りの映画です。笑


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