映画『夢みる小学校』上映会in天草〜フリースクールを運営する〜
10月12日(土)に、フリースクール主催で映画の上映会を企画しました。
教育ドキュメンタリー『夢みる小学校』という映画です。
既存の教育とは違った教育の中で、子どもたちがどのように成長していくのかが描かれています。
この上映会に、天草市をはじめ近隣の市町から200人を超える人が来てくれました。
そのうち1/3は子どもたちでした。
ここでは、開催までのスケジュールや来場者の方々の感想を載せたいと思います。
1.上映会に向けて
イベントの開催について、日付やおおまかな内容を決めたのは、半年ほど前でした。
(それくらいじゃないと、使いたい会場が空いていなかった)
それから、補助金の申請をしたり、簡単な打ち合わせをしながら、本格的に動き出したのは2ヶ月前です。
会場が使えれば、イベントは2ヶ月くらいの準備期間があれば開催できそうです。
・実行委員会の募集と打ち合わせ日程の調整
・市町村や教育委員会に後援申請
・チラシのデザインと印刷
・チケットの印刷
・協賛募集
などが2ヶ月間でやってきた内容です。
協賛企業は、とてもたくさんの企業にご協力いただき、天草の温かさを感じました。
チラシは、教育委員会の後援もあり、また映画自体も「文部科学省選定映画」でもあったので、小中学校と高校にも児童生徒分配布させていただきました。
いくつかの保育園にもお願いしてきました。
それから、いろいろな店舗や公共施設にも掲示していただきました。
そんな中で迎えた本番でしたが、来場者は223名、チケットの売上は100名程度でした。
(その他は、子どもと協賛の招待チケット)
目標は200枚で、来場者は400名だったので、ちょうど半分くらいの達成でした。
どうすればもっと来場者を集められたのか、今後のイベントに向けて考えていきます。
2.来場者の感想
みなさん、とても好意的な感想を記入してくださいました。
上映会後に、子どもたちが
「感想のご記入をお願いします!」
と大声でお願いしていたので、とてもたくさんの方々に感想をいただきました。
その中でも、印象的なものをご紹介いたします。
学校の校長先生にも言ってみようと思ったし、こころをうごかされました。
とてもいい映画でした。(小学生)
末っ子の娘が、「私も自分の町で上映したい!!」とすぐ私に伝えてくれました。それにともない私はその背中にそっと手をそえるチャンスをもらいました。これを実現させることがこれから私と娘のチャレンジとなりそうです。きっと実現したとき、子供の夢の1歩が大きくすすむと思います。(上記小学生のお母様)
今まで学校という枠の中で生きていくことを学んできましたが大人だって「自分らしくいたい」と思うわけです。子供ならなおさらです。自分の考えを人に伝える力が出来るようになる姿は自分が主体となって生きていると思いました。自然から体験から学ぶ本当に大切ですね。子供達がもっと伸び伸びできたらいいなぁと思っています。子供を信じようと思います。(50代女性)
早速、保育を見直してやっていこうと思います。仕事が保育士です。発達障害の子どもがありのままでいられるよう、他の子ども達もありのままでいられるように、自由な保育をやってはいますが、時代の流れに負けていました。原点にもどります。やっていきます。(50代女性)
毎日、子供にガミガミ言ってばかりで、言って、怒って、悩んで、後悔しての繰り返しの毎日で、子供がこのチラシをもらってきていて目にとまりました。一番見てほしかった息子は寝ていた…と、とても残念でしたが、私の行動を少しずつ変えて、伝えていきたいです。まずは「あなたのままでいいんだよ」を大切に!!(40代女性)
今の教育では、自ら考えるチカラが不十分だと思う。今こそ、きのくに学園のようなやり方(あり方)に学ぶべきと思います。今の教育の限界は、不登校の数だけみてもハッキリしています。(60代男性)
子ども主体の保育を行っていて、目指す姿だなと感じました。大人も自由、子どもも自由で成り立つのも驚きでした。そのような場や環境が増えればいいと思いました。(20代女性)
他にも紹介しきれないすばらしい感想が数多くありました。
本当にありがとうございました!
上映会を企画したいと言う子ども、学校を変えたいと願う子ども、そんな子どもたちを応援し、一緒に行動できるようになりたいと思います。
3.最後に子どもたちの感想も(動画で)
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