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あがり症で声が出にくい人に必ずチェックしてほしい「7つ」のポイント

今回のテーマは「緊張で声が出なくなるときの対処方法」です。

・人前で話すときに緊張して声が出ない…
・苦手な人と会話するとき言葉に詰まる…
・面接でドキドキしてしまい上手く話せない…

など、声に関するお悩みをたくさんいただきます。

当スクールには、ボイストレーナーやラジオのパーソナリティ、司会業など、普段からよく声を出すお仕事をしている講師が多数所属しており、当スクールでも声に関するレッスンを頻繁に提供しています。

緊張して声が出しにくい方には、まず以下7つをチェックしてもらっています。

①姿勢

緊張しやすい方の多くは、前傾姿勢で、骨盤が後傾しています。

パソコンで仕事しているときの姿勢ってこういう感じですよね。
この状態でしゃべろうとすると、非常にしゃべりにくいと思います。
声の燃料は息です。
息を吐くときに、息が気道を通って声になります。
でも、姿勢が前傾、骨盤が後傾の状態だと、気道がまっすぐにならないので非常に声が出しにくいです。

試しに、思いっきり猫背になって、椅子に浅く腰かけて、「おはようございます」と言ってみてください。
非常に言いにくいと思います。

逆に、姿勢をまっすぐにしてみてください。

その状態で「おはようございます」と言ってみてください。
さっきより何倍も言いやすいと思います。
まずは姿勢を正して、声が出る気道を確保することです。

②肩

これも緊張しやすい方の傾向ですが、肩が巻き肩になっています。

巻き肩とは、左右の肩が前方内側に入り込んでいる状態です。
そうすると肩から胸にかけての筋肉が縮こまります。
巻き肩の状態でしゃべると、肋骨がブロックされているので、肺が広がらず、声が出しにくくなります。

対策としては、「肩を開いて、上げて、回しながら下制する」です。
これを5回くらいやってみてください。

肩をぐるっと一回転させるような感じです。
完全に肩が開いてきますので、声が出しやすくなります。

③唇

声の出口はどこか?
それは口です。
口が塞がっているだけで声が出しにくくなります。
なのでしっかり口を開く必要があります。

よく「口を大きく開けましょう」といわれますが、あれはあれでよくありません。
大きな口を開けようとすると力むからです。
そんなに大きな口を開けようとしてくて大丈夫です。

目安としては前歯3本が見えるくらい口を開けること。

そうすると、口角が上がって、口が広がるので、声が出しやすくなります。
篠原涼子さんやドリカムの吉田美和さん、香取慎吾さんなど、口の大きい方は元気なイメージがありますよね。
口が広がっているだけで明るい印象を与えることができます。

④顎

緊張しやすい方は、顎が硬い人が多いです。
見ていると、ほとんど顎が動かない人もいます。

とくに緊張するときは、体が力み、奥歯をグッと噛みしめる傾向にあります。
それが偏頭痛や肩こりにもつながったりします。

普段から奥歯を噛みしめる癖がある人は、交感神経が優位になりやすく、緊したりストレスを抱えたりすることも増えます。

ぜひ、顎(あご)のストレッチをやっていきましょう。

顎のストレッチに関しては過去の関連動画をご覧ください。

⑤舌

緊張すると、舌も固くなります。
そうなると滑舌が悪くなり、非常に聞き取りづらくなります。

こちらも滑舌の練習をしていくことで改善することができるので、関連動画をご確認ください。

⑥喉

喉が開いていないと、声が出にくくなります。
喉が開かないのは、首が力んでいる証拠です。

喉を開く練習として、一度あくびをしてみてください。
実際にあくびが出なくてもいいので、「あ~あ」と言ってみてください。
これで喉が開きます。

5回くらいあくびをしてから声を出すと、声の響き方が断然変わります。

⑦呼吸

そして最後。
緊張しやすい方にぶっちぎりで多いのが「呼吸が浅い」ということです。
緊張すると「あ、あ、あ…」と、焦って呼吸が浅くなります。
深い呼吸に関しても、これまで多くの動画をアップしておりますので、ぜひご確認ください。

以上、緊張で声が出ない方に必ずチェックしてほしい「7つ」のポイントをお伝えしました。

まずは、
「①姿勢」「②肩」「③唇」「④顎」「⑤舌」「⑥喉」「⑦呼吸」
どこに問題があるのか?
ぜひ把握してみてください。
動画を見ていただきながら実践するとより効果的です!

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【モチベーション&コミュニケーションスクール】


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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎「質問の一流二流三流」(明日香出版)


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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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