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説明が分かりやすい人の「3つ」の口癖!ピラミッドストラクチャー

本日のテーマはこれです!

「説明の上手い人が使っている3つの口癖をマスターする!」

皆さんの周りにも「この人説明が上手いなー」という方、いらっしゃいませんか? 

我々は、過去1万回近くセミナー・研修を実施してきました。企業研修に入ると、大体30人規模で実施することが多いんですが、2〜3人くらい、説明がメチャメチャ上手い人がいるんです。10名程度の会議でも、1人くらい説明上手な方が必ずいらっしゃいます。

そういう方は、どんな口癖があるのか?パターンを分析すると、だいたい同じようなフレーズを使っていることに気づきます。それをマスターしていきましょう!というのが今回の内容です。

「ちなみに~」「割と~」「とりあえず~」みたいにど、無意識に使っている口癖ってありますよね。それと同じように、説明が上手になる口癖がポンポン出てくる。これを皆さんの習慣にしていただきたいと思っております。

早速中身に入りましょう!

説明が上手い人が使っている口癖「3つ」

説明が上手い人が使っている口癖はこれです。

「結論は」、「理由は」、「具体的には」

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なぜこの3つかというと、ピラミッドストラクチャーという考え方からです。

わかりやすい説明で、本とか研修で必ず出てくるのがピラミッドストラクチャー。テッパン中のテッパンです。このピラミッド状の順番で話をすると分かりやすいというものです。

まず、結論がくる。そうすると、相手に「何が言いたいのか」が明確になります。

次に、根拠。「なぜそう言えるのか」をハッキリさせると、相手は「なるほど」となります。

最後に事例です。事例は、例え話、事象、データなど、具体的なものです。具体的なものが出てきて、相手ははじめて明確にイメージできます。

Y野家の牛丼はなぜ素晴らしいか?

よく例題で出されるのは、Y野家の牛丼です。

Y野家の牛丼はすばらしいです=結論

理由は、安くて早くて旨いからです=根拠

具体的には、安い=500円でお腹いっぱいになる、早い=注文して1分で出てくる、旨い=創業120年の歴史が生み出す秘伝のタレが最高にご飯と合います。これが事例です。

この話、「創業120年の歴史が生み出す…」と、具体的なことから話し始めると、「一体何の話?」となりますので、結論・根拠・事例というピラミッド状で伝えていくと、わかりやすくなります。

普段話し方を勉強している方は、一度くらいピラミッドストラクチャーという言葉を聞いたことがあると思います。

ただ、「わかってて、できたら苦労しない…」という方も多いと思います。特に、急に聞かれて結論が出てこなかったり、突然話を振られて固まってしまったり。

だからこそ、口癖にしてしまいましょう!というのが今回一番言いたいことです。

何度も使うことで、「ちなみに」「割と」「とりあえず」のように、「結論は」「理由は」「具体的には」が自然と口から出ててくる習慣をマスターしていただきたいと思います。

結論が出てこないときの対処法

とはいえ、「結論は」と言ったときに、結論が出てこないこともあります。いいんです。結論は出てこなくても。

例えば、「結論は…わかりません」とか、「A案かB案かと言われれば、なんとなくB案がいいと思います」など。モヤッとしていてもいいので、まず意思表示をハッキリさせること。

結論が出てこないからといって、詳細を長々と話し始めると、「結局、何がいいたいの?」ということになります。

だから、まずは「結論は」という言葉を持ってくる。そして、結論から話すことに意識を向ける。まず、自分の意思を伝えていくことにチャレンジしていただきたいと思います。

結論は、結論は、を連発しないために

もうひとつ、疑問が出てきそうです。

「結論は」を口癖にするように言っていますが、「結論は」「結論から申し上げると」「結論から言いまして」と、連発されると、何だか嫌な人だと思われそうですよね。

なので、毎回口に出して言うのではなく、心のなかで「結論は」と唱えることを含めて、口癖にしていただきたいと思います。

「理由は」なら、「なぜかというと」でも構いません。

「具体的には」は、「例えば」でも「事例を申し上げますと」でもよいわけです。

言い方はオヒレハヒレありますが、ピラミッドストラクチャーの流れに沿って、口癖が出てくるように習慣にしていただきたいと思います。

では、習慣にするにはどうすればいいでしょう?

3つ方法を紹介いたします。

「結論は」「理由は」「具体的には」を習慣にする3つの方法

①話す内容を準備するとき

準備するときに、「結論は」「理由は」「具体的には」、念仏のように唱えながら話の内容を構成してみてください。話のながれ自体が、結論>理由>具体例になります。

②他人の話を聞くとき

会議で他の人が何か聞かれて、答えているケース。このときはチャンスです。自分が話すわけではないですが、「自分だったらどう答えるか」これを「結論は」「理由は」「具体的には」の流れで、心の中で発話してみてください。人が話している間も、自分の練習にもなります。

③テレビを見るとき

一番練習になるのが、報道番組です。報道番組には、MCの方がいらっしゃって、ゲストに話を振りますね。

例えば、MCが「◯◯さん、今日の感染者数の状況を見てどう思いますか?」とゲストに振ります。そのときに、ゲストの方がポンと答えるわけですが、「自分だったらどう答えるか?」を、「結論は」「理由は」「具体的には」の順にあてはめて、テレビを見ながら練習をしてみるのです。

そうすると、普段の職場に行ったときにも、「結論は」「理由は」「具体的には」の言葉が、無意識レベルで出てくるようになります。これが口癖のすごいところです。詳細は動画でも解説しております!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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