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人見知りでも職場で円滑な人間関係を築く方法【コミュニケーション】

Q:「人見知りでなかなか職場にとけ込むことができません。人見知りを治す方法はありますでしょうか?」

ありがとうございます!

人見知りとは、人目を意識しすぎて恥ずかしかったり、相手からどう思われるかが気になって会話ができない状態を言いますが、それを解決していく方法、ぜひお伝えしたいと思います!

そもそも人見知りとは?

人見知りは「人見」「知る」からきていると言われています。

「人見」とは、人からの見られ方。これを「知る」。

これが強すぎると、「どう見られているか心配…」「こんなこと言っていいのだろうか…」と、会話ができなくなります。

さて、ここでひとつ考えてみたいことがあります。

そもそも、人目を気にしない人なんているでしょうか?

例えば、暑いからといって、いきなり道路の真ん中で服を脱ぎ始める人、いないですよね。家ならよいと思いますが、外ならやはり人目が気になります。

イカスミのパスタを食べて、歯が真っ黒になっても全然気にしません。という人もいないですよね。きっと気をつけると思います。

これは極端な例だったかもしれませんが、誰でも人目を気にするということです。あとは、どのくらい気にするか、程度の問題です。

職場にとけ込む方法

つまり、あなたは人目を気にしているかもしれませんが、相手も気にしてますよということ。

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「いやぁ、うちの上司は全然気にしませんよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、人目を気にして毎朝しっかりヘアスタイルをセットしているはずです。

「渾身のオヤジギャクを思いついた!でも、言うか言うまいか、すべったらやだしな…」と、気にしているはずです。きっと笑。

今回ご相談いただいた方のゴールは、職場に溶け込みたいということですね。

自分がどう見られてるか意識してしまう。

程度の差はあれど、それは相手も一緒。

ならば、自分がどう見られているか気になって話せなくなるよりも、相手が話しやすい環境設定に注力すること。

これが職場にとけ込むコツです。

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相手が話しやすい3つの環境設定

では、相手が話しやすい環境設定とは?

3つあります。

①面構え

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1つ目は面構え。隣りにいて、無愛想な人とは話しにくいですよね。やはり愛想よくニコニコしている人のほうが話しやすいです。

特に話すことがなくても、朗らかな顔で横にいるだけで、相手からすると話しかけやすくなります。

やはり、表情に全人的なものが滲み出ます。人は会った瞬間、「この人いい人かも」、「ちょっと怖いかも」など、瞬時に感じ取ります。

話しかけやすい表情。これが職場にとけ込む第一歩です。

②反応

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2つ目は反応。リアクションといってもいいです。

誰かが何か言ったら、大笑いしてあげればいい。上司が渾身のオヤジギャグを言ったら、ツッコんだり、拾ってあげる。相手にとって一番キツいのは無反応です。

反応がないと、相手は話しにくい。だから、思いっきり頷いたり、「へ~そうなんですか~」「ほ~驚きました!」と反応してあげると、相手は話しやすくなります。

③体の使い方

3つ目は体の使い方。

お話をするときに、腹を向けられると、人間は安心します。腹には、腸という大事な部分があります。気が集まる丹田もあります。その大事な部分を相手に向けるということは、「敵意はありませよ」を示すことになり、本能的に安心するのです。

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最悪なのは、話しかけられても、相手の目を見て話さないこと。且つ、目は見ているけど体が相手に向いてないのもよくありません。

相手に腹を向けると、自然と体が相手に向きます。同時に視線も相手に向きます。相手は安心します。

ちなみに、タレントの関根勤さんは、必ず相手に腹を向けるらしいです。バラエティ番組で、関根さんがひな壇の最前列に座っていて、後ろに座っている芸人の方がボケているときは、必ず後ろに体を向けて、ワッハッハと反応すると言います。だから色んな芸人さんから好かれているのだと思います。

体の使い方でいえば、もうひとつ。姿勢です。

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猫背で暗い感じの人って、ちょっと話しにくいと思いませんか。「元気ないのかな?」「大丈夫かな?」と、心配になります。

やはり、ピリっと姿勢が真っすぐ立っている方が、元気があって話しかけやすいものです。

今回のまとめ

人目が気になって当たり前。相手もそうである。

どう見られているかに意識を注ぐのではなく、相手が話しやすい環境設定に注力する。

相手が話しやすい環境設定は3つ

①表情

②反応

③体の使い方

まずは自分からして差し上げること。これが良好な人間関係を築くポイントです。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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