#52 穿梭

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第52回 穿梭

〈 穿梭(チャンスオ、せんさ)〉
両腕でボールを抱えた姿勢から、片脚を踏み出すとともに、踏み出した脚と同じ側の腕で頭上まで丸くはね上げ、反対側の手のひらで前方に向かって押し出します。

同時に前に向かって重心移動し弓歩となります。

左右交互にジグザグに進んでいきます。

● ポイント1 頭上にはねあげる腕は、相手からの攻撃を受け流すことが目的です。受け流す動きは直線的ではなく、円の動きです。腕の動きが円であることに加えて、手首のねじりを使って、相手からのエネルギーとぶつからないように意識します。押し出す腕は、肘を伸ばしきらず、手首を曲げ過ぎず、関節に余裕を持たせます

● ポイント2 片手を前に押し出すタイミングで、上体はやや前傾し、お腹を引っ込めるようにします。後ろの足のひざは十分に伸ばし、かかとが浮き上がらないように注意しましょう

● ポイント3 重心を後ろに移動するときは、上体をのけぞらせないよう、仙骨からしっかり引くようにしましょう


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