#107 気功
第107回 気功
陳式18掌の気功動作です。
1. 両足を肩幅に開き、つま先を平行にして自然に立ちます
2. 両手首を小さく回し、丹田の前に5本指を交互に差し込んで組みます
3. 小指から徐々に離して、両腕の手首を肩の高さまで持ち上げ、手首を下ろし、リラックスします（放松：ファンソン）
4. 両手首をまた小さく回し、手のひらを天に向け、斜め上45°に押し上げ、しばらく静止
5. ゆっくりそのまま持ち上げ、頭頂の百会のツボに両手の労宮のツボを重ね合わせます
6. 両手を重ね合わせたまま、任脈（百会〜会陰まで、体の前面の縦にに通る経絡）に沿って、ダン中まで下ろします
7. 両手のひらを反転させ、斜め上45°まで押し上げながら徐々に広げていき、肩の高さまで降ろします
8. 両手のひらを向かい合わせ、合掌
9. 合掌の状態から両手の指を立てたまま、ゆっくり開き、ゆっくり合わせます（開合）
10.両手のひらを自分に向けて重ね合わせ、ダン中に触れる直前まで近づけます
11.そのまま丹田（おへその下）まで降ろしたあと、両手を左右に分け、自然に降ろします
繰り返しやってみましょう
● ポイント１ 肩、胸の力を降ろし、全身リラックスして、意識の中心を丹田におきます。百会のツボを天に引き上げ、あごはやや引きます。天・地・人がつながった状態（三才）をを保ちましょう
●ポイント２ 気功は全身運動です。腕だけの動きにならないよう、全身とこころの動きを合わせます。小さな動きの中の、足の裏の重心の移動を意識してみましょう
●ポイント３ 「氣」は風船のようなもの。呼吸とこころの動きに合わせて、膨らんだり縮んだりします。その感覚を養いましょう
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