【読書感想文】バリュー投資家のための米国株データ分析
こんにちはもちです。
最近米国株を勉強する必要性がありまして、何冊か本を買って読んでみました。
その中で勉強になった本がありましたのでご紹介です。
著者紹介
著者のひろめさんは上記のブログも運営されています。
2015年から米国株の運用をされ始めているそうです。
内容
この本は米国株を勉強しようと思った時に最初に見ると勉強になると思います。またこの本で紹介されている手法は日本株にも転用できると思います。
本の内容としては
「インデックス投資に勝てる再現性の高い方法」
「米国株で発生する配当/分配金の二重課税を解消する知識」
となっています。
詳細な内容としては主に3つに分かれています。
1章には一握りの優良株に投資する方法として配当貴族を中心とした連続増配株の魅力が説明されています
2章ではバリュー株投資の実践術としてPERの見方などの方法が記載されています。また3章では2章の内容を分析するための手順が記載されています
4章では配当に係る税金の知識が、5章では米国と配当金生活のポイントがまとめられています。
参考になったこと
連続増配の銘柄の魅力と米国株の分析の仕方が大変参考になりました。
この米国株がいい！などの情報は多いのですが、1次情報へのアクセス方法やPERの過去からの推移などの情報が不足しており悩んでいた私には１から10まで解説していただいたことがとても勉強になりました。
上記の図は購入者特典のエクセルを元に自分で継ぎ足したものですが、このような図を自分で作りながら買うタイミングを探れる技術が身に付くことがこの本のいいところだと感じました。
他にもPSR・PBR・配当利回りのグラフも作成すること出来ます。
また四分位数を使った割安さの判定など日本株でも使える考え方もあり、とても勉強になりました。
感想
著者の投資方法は米国優良株×バリュー株投資なので長めに持っていただける株式を探すのに最適だと感じました。
米国株を勉強するうえで連続増配株やPERなどの見方など基礎的なことがよくまとまっている本だと思います。
＊上記の情報は正確性を期していますが、間違いがある可能性があります。またこの記事によるトラブル等に責任は負えません。当該記事は投資判断の情報を提供するものではありません。ご了承ください
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