見出し画像

内臓全部出そう!な告白と、そこから得た学び。

なんだかトリッキーな世界観をいきなりぶちかましてすみません。

好きな人に好意を伝える意味の告白。

これはその人の性格とか慣れとか、告白する相手によって変わったり、言う内容によっても違うだろうし、一概に言えないと思うのですが、
私の感覚だとめちゃくちゃに大変な行為です。

実は今年の初めに人生ではじめて「告白をする」という経験をしたのですが、
その時に「告白ってエネルギーの消耗が過去の経験の比にならないくらいある!
体力気力集中力のトライアスロン!内臓全部出そうだ!!」って感じたので、その感覚をレポしていきたいと思います。
(いや告白なんて余裕よって人もぜひ読んで)

🏊‍♀️🚴‍♂️🏃

私の場合、告白するぞってなった時には
とにかく身体中の内臓、全部口から出そう!!!!という表現しかできないくらい身体も精神状態も大変なことになりました。
よく緊張で心臓が口から飛び出しそう〜って表現あるけど、まぁそんな可愛いもんじゃなく。
心臓なんてとっくに出ちゃって焼き鳥のハツみたいな茶色く若干丸まったような形になり、床にころりと転がってる訳でありまして。
(もちろんなってないです)

その他肝臓やら腸やら私の身体の中に入っているありとあらゆる臓器達が
「俺たちの!!生命の息吹をいざ!!!」
みたいな感じで、一才に騒ぎ始めるんです。
それはもうドカドカと下からマグマが湧き上がるような勢いと、激辛ラーメンのピリピリがデザートを食べた後にも引かないようなしつこさを持って私の身体を侵食してきます。

これは緊張とも恐怖とも違う、今までに味わったことのない謎の圧迫感?のある不思議な感覚でした。
震えが止まらず、ただ垂れ流される涙…。。
生命とかは神秘的なのに、出産は汗やら血やらでけっこう生々しい感じなのと同じで
恋は美しくても、告白する時はみんな屍みたいになるのかしら、、なんて考えたりしました。


あぁ臓器たちよ!
22年間私の身体の中にいて、ちょっと暴れるにしてもお腹キリキリする〜とか、そんくらいの可愛い主張だったのに
いきなりどうした、鎮ま〜〜れ〜!!!
って心の中で叫んだのですが一向に聞いてくれず…


やっっと言えた時は

もはや告白の答えなんてどうでも良くなってました。(爆)

😇


そこでね、私気づいたんです
「告白は男性(女性)からして欲しい〜〜!」
なんて軽々しく思ってはいけないって。
いやもちろん、相手から告白して欲しい気持ちは誰にだってあると思います。
ただ、大々的にあなたからしてよ!って思うのは
「口から内臓出そうになるくらいのエネルギー消費行為」を当たり前かのように相手に委ねてることに違いないのです。
おまけに、もっとこういうシチュエーションで伝えて欲しかったな〜とか後から言っちゃう。
なんかこれって重罪なマナー違反なのでは…と思えてこないでしょうか。。

その告白してくれた人にとっての告白がどの位のハードルなのかは分かりません。
でも多かれ少なかれエネルギーを消費する行為であることはたしか。
プロポーズなんてもうとんでもないはずです。

結果がどうであれ想いを伝えてきてくれた時点でもう大優勝、人として素晴らしい、偉大!!
相手のことが好きだったとしても、残念ながら恋愛対象ではなかったとしても、告白をしてくれた時点で相手に感謝と、おまえさんよくぞ内臓出そうになってまで…私に想いを…という最大限のリスペクトを贈る。
これは最低限のマナーなのでは…!と私は思います。

告白に対する返事の一言目はYesやNoではなく、当たり障りのないありがとう😌でもありません。
相手への労りとこれでもか!ってほどのリスペクト!それを伝えてから自分の想いを言うべきだなって、自分が告白をするという経験を初めてして知ることができました。
(何事もやってみないと分からない学びがあるなぁ。。)

そして将来もし私に告白をしてくれた人がいて、その人に私も好意を寄せていた場合(奇跡ぃ!)
「好きな人に内臓出そうな状態にさせてしまった、ごめん!」
と言う気持ちを込めて、美味しいホルモンでも奢りに行きます。
付き合って1番最初のデートはホルモンです。
はい、決まり。

(今回のnote読んでる人を置いてけぼりにしてそうであれだけど、まぁ投稿するね)


追記。
おいおい告白の返事はどうだったんだよって感じですが、はなから恋愛対象には見られてないことを分かった上で伝えたので勿論なんにもありませんでした。
は〜〜人生って感じすぎ😇


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,393件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?