紡ぐ人

こうして言葉を紡いでいると

すごく辛くなる時があるんだ

ああ僕ってこんなに悩んでたんだ

目に見えなかった気づかなかった

僕の心の声が

言葉になって紡がれてひとつの詩になっていく

きずかないでいた心の形が

言葉になってあらわれると

より辛くなるんだ

でもこうでもしないとやってられないんだ

どこかにはきだせる場所がないと

多分僕は生きることが辛くなると思う

誰かに言おうとしても否定されるのが辛くて

だから僕は詩を書いた

言葉という音で吐けないものは

全て文字という言葉で書き出そう

暗くなったこの心を少しでも

晴れさせたいんだ

そしてこの書いた詩が誰かの心の支えになって欲しい

ああ、私もおんなじだって

思ってくれたら嬉しいんだ

僕は言葉を紡ぐ人

命と心を削りながら

心を代弁していくんだ

心の叫びそのものの僕の詩

僕は紡ぐ人