自分を労わる

「女の子の日」って誰が言いだしたんだろう。
恐らく日本人女性に「今日女の子の日なの~。」って言ったら、何の日か一発で伝わる。
海外ではどう表現するのかな。

少し遅れたけど、今月のその日がやってきたらしい。
ここ数日の体調不良やメンタルの脆さの原因は、まあ、たぶんそのせいだな。
「今体の中から悪いものが出て行ってる」と考えればこの落ちていったメンタルも上がってくる気がする。

今から貧血と微熱と下腹部痛と腰痛と頭痛と全身倦怠感に悩まされることになるけど、今日も夜勤でその後も夜勤で休む間はない。
出産する予定もないのに毎月安定した周期でやって来るこの人本当にウザったい。子宮取り除きたい。

と言うか、月経って体の生理的現象なのに「人前で話してはいけない雰囲気」があるのどうしてなんだろう?
やっぱり下から出てくるものだから?口から血が出ても嫌だけど。
糞尿とかオナラと同じ扱いなのかな。口から出るなら嘔吐物とかゲップとかかな。何にせよ、体から出てくるものたちは綺麗ではないな。

さすがに食事中は話さないけど、「私今日生理中なんで体調悪いんですよ~。お腹痛いし頭痛もあるから、痛み止め手放せなくて~。」みたいな会話は別に男性がいてもしたらいいと思う。
”生理中で体調が悪いけどそれを周りに言わないで頑張る”ことを美徳にされてる気がする。
むしろ、”生理中でしんどい””こういった症状があって体が怠い”ことを言わないから、男性たちの生理への認識が甘いと言うか、知らないままなんだよ。

生理に伴った色んな症状は本当に人それぞれで、全然症状がなくて2~3日出血して終わる人もいれば、月経開始日1週間前から体調崩して終わった後も体調戻るまでに時間かかる人もいて、結果的に1か月のうちに体調が万全なのは1週間もない人だっている。

私も排卵日あたりから徐々に体調悪くなってきて、体よりもメンタル面が落ち込んでいって、始まったら始まったで貧血頭痛腹痛腰痛吐き気めまい微熱倦怠感などなど……色んな症状出てくる。でも、しんどいのは始まって2日目までで、あとは体調が良くなってくる。
月経周期はだいたい安定してて、規則正しく毎月やってくるから、自分の体調を予測しやすくて助かってはいる。
でも、メンタル面が良くないときに嫌なことがあったりするととことん落ち込んでいくし、そこからメンタルが回復するまでかなりかかる。
そっちの方が厄介。

やっぱり「女の子の日」って呼ぶの気持ち悪いな。
職場は産婦人科だから、スタッフも堂々と「私、今日生理」って言ってる。
体が重怠いなって思う日は事前に「生理中でしんどいので途中座ってるかも知れませんが、業務はきちんとやりますのでよろしくお願いします。」って自己申告してる。
女性だけの現場はある意味やりやすい。
冷房を使うのも気を使い合うし、座ってできる仕事させてくれるし。
ただ、「将来子ども産むかもしれないんだから体冷やさないようにしないと!」って言われるのは、ちょっと……一言いらない。

お腹痛い。
けど、痛み止めはあんまり飲みたくない。
ただの意地。
ご飯食べたい。
作る元気も食べる元気もないから誰か口に押し込んで欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?