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うつ病のとき、天下一品のこってりラーメン(大)ばっか食ってた。



 新卒で入った会社を辞める時、色々あり過ぎてうつ病になった。


 とりあえず求職活動もせず家で過ごすことにした。一週間は何もせず休もうと考えた。けど待てど暮らせど、まったく気分が好転せず、やる気が起きない。気づけば七日くらい経っていたので、けっきょく期間を気にせず盛大に休むことにした。

 いや休むと言っても、療養するというよりは、「サボってる」だとか「社会不適合になってしまった」というような意識で、後ろめたさと自暴自棄から家にこもった。


 お金は不安だったけど、まぁ貯金が無くなれば死ねばいいかなと思った。人に頼ってまで生きようとは思わなかった。それは謙虚さや卑屈さからそう考えたわけじゃなく、おそらく自分のプライドが誰かにお金を無心することを許せなかったのと、これ以上 頭を下げてまで生きようとは思えない面倒さ、そういう怠惰さからだった。生きるための努力より、死ぬための努力の方が楽に思えたのだ。

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ここはあなたの宿であり、別荘であり、療養地。 あたいが毎月4本以上の文章を温泉のようにドバドバと湧かせて、かけながす。 内容はさまざまな思…

今ならあたいの投げキッス付きよ👄