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天然温泉旅館「もちぎの湯」

ここはあなたの宿であり、別荘であり、療養地。 あたいが毎月4本以上の文章を温泉のようにドバドバと湧かせて、かけながす。 内容はさまざまな思想や日記、業界研究や感想など。SNS分析… もっと読む
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記事一覧

自分のこと美人だと信じて生きるのたのしすぎ。

 他人から「ブス」と謗られたことは何度もある。  自分の顔や表情が変じゃないか? と不安…

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人の部屋は笑えない、だってそいつの心だもん

 ゲイ風俗勤務時代、指名時間中にお客様の部屋を掃除した話をしますわ。  この話を書くのは…

望月もちぎ
12日前
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メンタルとかいう壊れる時はちゃんと壊れる耐久財

「どんな会社(仕事)でも三年耐えれば慣れる」 「体育会系でシゴかれた経験があればどこでで…

望月もちぎ
2週間前
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友達が友達じゃなくなる瞬間

◆  友達が友達じゃなくなる瞬間って、怖いよな〜って常々思ってますわ。  もちろん友達な…

望月もちぎ
1か月前
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「役に立たないと存在しちゃダメ」 ←と思ってる時期がありましたわ。

 「パーソナリティ障害」というものがある。  以前はこういう状態のことを「人格障害」とい…

望月もちぎ
1か月前
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「お金に困ってないけど風俗で働いてる」

◆ ①風俗について書くということ  夜の街の話を継続して発信していると、どうしても避けら…

望月もちぎ
1か月前
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根性焼きと肩パンが義務の中学校

⚠️いじめや暴力にまつわる話です。そういう描写もそりゃある。 ◆  あたいが通っていた中学は、村とニュータウンと団地に挟まれた地方にあった。少子化のせいで空き教室だらけの年季の入った校舎と、だだっ広いグラウンドと台地からの景色だけがある学校だった。整地されずにいつも土がぬかるむ校舎裏は、ほど近い裏山に直結していて青々しく茂っていて、そこからはたまに野犬も入ってきた。野犬が来るとみんなで「犬だーー!!!」と声を大にしてはしゃいだ。野生生物と自然災害のみが非日常の、とてものど

メンヘラを、走らせる。

 まず。メンヘラって言葉はむやみやたらに使うものでは無い、と思う。精神障害・人格障害への…

望月もちぎ
1か月前
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自分よりすごい奴なんていっぱいいるけど、それでもうちらが何かをやる理由。

◆  何かを始めた人・何かを始めようとする人が、その道を極めた者や、上位層にいる小慣れた…

望月もちぎ
1か月前
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トランスジェンダーの友達が、SNSやめた。

◆  ここ最近のSNSでは、LGBTについて話題になる時、大体が政治的な話題で特に「賛否を問う…

望月もちぎ
2か月前
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他人といると楽な人間が考えてること。

◆  SNSやネットを見ていると、 「他人といると疲れる」 「ひとりの時間がないとしんどい」…

望月もちぎ
2か月前
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環境のせいにするのは楽だから。

◆  あたいは他責的である。  他責ってのは自身になんらかのトラブルや落ち度があった時、…

望月もちぎ
2か月前
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「LGBTは嫌いだけど、お前は好き☺️」

「お前、靖国神社に参拝しに行ったことないのか⁉︎ それでも日本人かよ……仕方ない。連れて…

望月もちぎ
2か月前
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「親と仲がいい」ってのも酷なことだよな。

 好きだから辛いってこともあれば、嫌いだから楽だってこともある。 ◆  この歳にもなってくると、周りの同年代や少し歳上の友人から「親の介護どうする?」「もう高齢だからそろそろ施設も考えてる」「親がもし認知症になったら」「両親とも年寄りだからコロナ禍になってから会えてない」だとか、そういう話を聞くようになった。  来年、自分がどうなっているかも分からず、住処も仕事もずっと同じところで続けられるかも定かでない時代で、それでも確実に訪れるのは“人の老い“だ。  そして老いの