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転職エージェントやヘッドハンティングに自分のターニングポイントを信託するな

20代〜30代は他年代より転職が多い年代だと思います。
仕事中に個人メールにこんなメールが届いたりしないでしょうか?

件名:【リード/マネージャー】◯◯様 ご一読いただけませんでしょうか

はい。これはヘッドハンティングとは程遠い転職エージェントのただの業務です。

彼らはノルマを達成したいだけ

そこに愛も義もありません。その人の生活や家族、将来のことなど微塵も考えていないです。
(ごくごく一部真っ当な人間がいたとしても出会うことはないです)

彼らは私達が日々の仕事をこなすのと同様に人を見つけ、人を誘い、人を右から左へ動かす仕事をしてるだけです。

彼らにとって私達の個人情報をなんとも思っていない

転職エージェントには大きく2種類あり、1つは転職サイトに自ら依頼するタイプともう一つはこのように勝手に人のメアドに送りつけてくるタイプです。

前者は真っ当なタイプで、こちらから近づかなければ何もしてこないので、普段は問題にはなりません。
問題は後者です。
この人達はネット上の他社サービスにも加入し、内部でしか見れない情報を見て、無断でメアドと名前と経歴などを紐づけし、メール文に盛り込んできます。

たとえ他社サービスでスカウトは受け取らないと設定しててもです。

普通に考えれば他社サービスへの迷惑行為に当たりかねます。
しかしそんなことお構いなしで彼らは無断でメールを送ってきます。

無視しても暫くしたらメールが届きます。
つまり彼らは情報を社内で蓄積しているのです。無断で。
本来散らばった情報であれば部分的に情報リークが起きても結びつけることは手間であるはず情報が、どこの誰かわからないセキュリティに気を使っているとは到底思えない会社に情報が蓄積されています。

「この情報は世間に出したくないけど、このサービス内限定だし、こっちの情報とは結びつけていないから大丈夫だろう」といった人のセキュリティ対策も無視です。

利用されないで利用する

基本彼らには関わってはいけません。利用されるだけです。
それよりも自分で動いて自分で情報収集して自分で転職しましょう。

転職エージェントは自分から登録するサービスタイプに限定し、
彼らの言いなりになるのではなく、自分では集めきれない情報を彼らに集めてもらう程度で考えましょう。

まとめ

もう一度言います。勝手に人のメアドと個人情報を結びつけ、しかも個人情報を他社サービスから拒否設定しているにも関わらず利用するような会社に自分のターニングポイントを任せてはいけません。

たとえ上記のような違反行為するような会社でなくともきちんと自分で情報を集め、自分で決断し、「自分が転職する」という認識を強く持ってください。

自分にとっては大事な転職です。1つの案件どころの話ではないです。
将来どうしたのか?どういった会社なら自分はいいのか?は自分が考えることであり、自分でしか決められない未来です。

しかし彼らにとってはただの1つの案件です。
そこの温度差が大小あれど間違いなくあることは理解したほうがいいです。彼らだって自分や家族を養うために、ノルマをこなし給与を稼いでいるのですから。