私ね、思うんです。
子どもって、自分の『不安』に気付かないから、
夏休みの宿題からも、逃げるんじゃないか…って。

大人の私たちだって、
病名が付かないで、
「なんか、具合悪い…」
って、見ない事、気づかない事に、
したくなる事って、
あると思うんです。


そして、病名が付いて初めて、
「そっかー!そんな病気だったんだ!」
と知って、
やっと病気と向き合える。

そんな事が、
大人だって、ある訳なんです。


「名前がない事の怖さ」


それがね、
子ども達にとっては、
「感情」なんじゃないかな。って。


そして、感情の中で最初に感じやすいものが、

『不安』

『不安』って、
なんか分からないけど、
なんか嫌なの。
見えない敵みたいな、
何かに襲われる感じなの。


子どもにとっては、
そんな感覚かもしれない。


その『不安』を感じる経験を、
子どもに、許してあげて欲しいんです。

『不安』に包まれる我が子を見るのは、
親として辛いんですよ。
___感じてるだけじゃなくて、
  行動して、乗り換えちゃいなよ!
と、背中をバーーーン‼️と、
叩いちゃった方が、
親としても楽。


だけどね、
犬を見て「ワンワン」「犬」
猫を見て「ニャンニャン」「猫」
みたいに、形のあるものに名前をつけるのは楽。

名前の無い症状に、名前がついて、
病名が分かった時の安堵感と同じように、
名前の付かない、胸のモヤモヤに、
『不安』という名前をつくまで、
待って欲しいんです。
許して欲しいんです。


形のないものに名前を与えるのも、
親の役割。
その時には、チャチャッと、
「それは不安。」
「その感情は期待ね!」
「そっちは悲しみ♪」
なんて、すぐに名前を付けられない。


もどかしくて、
もどかしくて、
この胸のザワザワがなんだか分からない…

その必要なもだえる【期間】が、
名付けには必要なんだと思うんです。


だから、『不安』を、
まずは、親である私達が、
自分に許す。
そこから、始めませんか?

良かったら、昨日のNOTEも、
読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?