中曽根陽子の学校探究 vol.1

トップインタビュー 

ドルトン東京学園　荒木貴之校長先生に聞く　
この学校が実現したいこと

ドルトンプラン教育と聞いて、それがなにかすぐに分かる人は、かなり教育に詳しい人でしょう。初めて聞いたという人が多いかもしれません。ドルトンプランは、今からおよそ100年前に、米国の教育家ヘレン・パーカストによって提唱された、学習者中心の教育メソッドです。実は、大正時代に日本でもいっときブームとなりましたが、いわゆる学力が身につかないという批判から、その思想が根付くことはありませんでした。
それが１００年経った今、ドルトン東京学園が開校したことで、再び注目されています。
そこで２０２０年から校長に就任された荒木貴之氏に、２１世紀にドルトンプランを取り入れた学校が作られた理由やこの学校が目指す教育、荒木先生がこの学校で何をしていきたいのかを聞きました。

開放的なエントランス

1.  古くて新しい　ドルトンプラン教育とは