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ヒロックの子どもたちとキャリア講座を開催しました| 中曽根陽子の今月の探究 2024年10月

こんにちは。
中曽根陽子です。

10月1日のメールレターをお届けします。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、急に涼しくなり、着るものに迷うこの頃です。
お元気ですか?

さて、お陰さまで『中学受験 親子で勝ち取る最高の合格』は、たくさんのメディアで取り上げていただき、反響をいただいています。
また、昨日から始まった音声メディア「クラブハウス」の耳ビジという番組でも、大勢の方に聞いていただき、たくさんのコメントをいただきました。
受験や教育の話は、それぞれに体験があるので盛り上がりますね。
皆さん、教育や受験にはいろいろな思いをお持ちですが、大半の方が、受験軸=自分軸を持つという考え方に共感していただけたようで、嬉しかったです。

私は、中学受験をするにしろ、しないにしろ、その世界の実情を知った上で、我が家はどうするのかを考えることが大切だと思っています。
それは、親だけでなく、当事者である子どもたちも同じです。

なので、親子向けのワークショップできたらいいなと思っていたら、先日そんな機会をいただきました。
場所は、「ヒロック 世田谷校」。
ヒロックは、今注目の探究を中心としたオルタナティブスクールで、現在小1から小5にあたる子どもたちが通っています。
今回の対象は、小学4年生と5年生の学年にあたる子どもたち。担当したのは、「キャリアについて考えよう第1弾」公開授業でした。

ヒロックは、今後中学も作る予定だそうですが、
「子どもたちには、ヒロック以外の中学進学も選択肢の一つとして知っておいてほしいというのがヒロックサイドの願い」ということで、学院長の蓑手章吾さんからご依頼をいただきました。

つまり、「自分の進む道について主体的に考えてほしい」ということなんですよね。

そこで、当日は、日本の学校制度と海外の学校制度についてお話しし、この先日本ではどんな選択肢があるかを示した上で、中学受験を選択をした場合にどんな準備が必要なのかをお話ししました。
具体的に入試問題も見せながら説明したところ、予想外に食いつく子どもたち。
「四則混合の計算問題は得意だけれど、こんな文章問題やったことないな」
「これどうやって考えるの」などなど…夢中になって解き出したのです。
これで講座が終わりそうな勢いだったので、1問解き終わった段階で中断したら、「この問題もらってもいい?」と聞く子どもたち。意欲満々でした。

自由進度学習で主体的に学ぶ習慣がついているからか、入試問題も探究の題材と写ったようです。こんな風におもしろがって受験勉強に向き合えたらベストですね。
実は、中学受験の問題って思考力を計るものが多いので、それ自体探究的要素が多いのですが、やらされると思うと面白くなくなっちゃうんですよね。
普段から探究をしている子どもたちは、案外受験にも強いかもです。

そして最後に、中学生になったら何をしたいのかを考えてもらいました。
未来を描くのは子どもにとって初めての体験で、すぐには出てきませんでしたが、すごく真剣に考えていました。


振り返りの会でも、出てきた疑問について話し合う子どもたち。
今回のワークは、子どもたちにとって、改めて自分の進路について考える機会になったようでした。

同時に見学している親御さんにも子どもの将来について書いていただきましたが、「この先どんな道があるかを子どもと話してみたい」とおっしゃっていました。

私は、今回のワークショップをやってみて、改めて主体的に取り組むことの大切さを実感しました。
皆さんだったら、お子さんが主体的に学ぶために、どんな工夫をしますか?

次回の出版記念講座では、我が子のやる気の引き出し方について考えます。ご参加お待ちしています!

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